岡山県備前市でパナソニック「HE-S46LQS」を設置~フェンスを脱着して電気温水器をEQに交換~<エコキュート交換工事例>

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、岡山県備前市にお住まいのI様邸で行った交換工事の様子。狭小スペースに設置された電気温水器をエコキュートに交換するため、フェンスを脱着してタンクの搬出入を行った例です。

<交換工事概要>

【交換前設置】

メーカー:ナショナル

電気温水器:DH-46G3QUBA

リモコン型式:DH-RQV3W(DH-RQV3M/DH-RQV3S)

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 460

 


【交換後EQ】

メーカー:パナソニック

システム型式:HE-S46LQS

貯湯ユニット型式:HE-S46LQ

ヒートポンプユニット型式:HE-PS60L

リモコン型式:HE-TQWLW

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 460

目次

フェンスを外して隣の敷地からタンクを搬出入

今回交換工事に訪れたのは、岡山県備前市。備前焼の産地としても知られる同市は、県南東部の瀬戸内海に面した場所にあります。交換工事のご依頼を頂いたI様のご自宅は閑静な住宅街にあり、 家屋周りがブロック塀やフェンスで囲まれた一軒家。

ご自宅裏にあるマンションの敷地と家屋外壁との間には高いフェンスが設置されていて、その隙間の狭い通路に電気温水器のタンクが設置されていました。

通路はタンクがぎりぎり設置できる程度の幅しかなく、この通路を通ってタンクを搬出入するのは困難です。

そこで今回は、隣のマンションの管理会社から許可を頂いて、マンションの敷地からフェンスを外してタンクを搬出入することになりました。

既設のタンクは、ナショナルの「DH-46G3QUBA」。2006年に発売された角型フルオートタイプの電気温水器です。電気温水器の寿命は10~15年程度と言われているので、 かなり長く使われていたのが分かります。今回は突然お湯が出なくなって故障してしまったため、これを機にランニングコストの安いエコキュートに買い替えたいと、ご相談を頂きました。電気温水器からエコキュートに交換するメリットや費用などについてまとめた記事もあるのでぜひ参考にしてください。
電気温水器からエコキュートに交換するには?
電気温水器からエコキュートへの交換に必要な工事や費用は? 交換工事例まとめ

パナソニック「HE-S46LQS」を設置

まずはフェンスを外して搬入経路を確保。既設のタンクを水抜きして撤去したら、基礎や配管を確認して 、新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

続いてエコキュートを搬入します。エコキュートではタンクのほかに電気温水器のときにはなかったヒートポンプの設置が必要となりますが、タンク設置場所のすぐ横にはエアコンの室外機が設置されているため、そのすぐ隣に並べてヒートポンプを設置することにしました。タンクとヒートポンプを設置したら、それぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

最後に漏電対策のためのアース工事と試運転を行って、問題なく稼働することが確認できたら施行完了です。

新たに設置したのは、パナソニックの「HE-S46LQS」。人の出入りを感知してから追い焚きする「AIエコナビ」など便利で省エネ性に優れた機能を多数搭載している人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

2170mm × 幅600mm × 奥行き680mm

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