東京都文京区「エクセレント文京動坂」で三菱「SRT-W306D」を設置~洗面所に設置されたタンクを交換~<エコキュート交換工事例>

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、東京都文京区にあるマンション「エクセレント文京動坂」にお住まいのM様邸で行った交換工事の様子。タンクが宅内の水回りスペースに設置されているため玄関から宅内を通って機器の搬出入を行いました。

<交換工事概要>

【交換前設置EQ】

メーカー:日立

システム型式:BHP-F37BU

貯湯ユニット型式:BHP-TD371

ヒートポンプユニット型式:BHP-HD453

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370


【交換後EQ】

メーカー:三菱

システム型式:SRT-W306D

貯湯ユニット型式:SRT-WT306D

ヒートポンプユニット型式:SRT-SU456-A

リモコン型式:RMCB-D6SE-T

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 300

目次

洗面所に設置されたタンクを交換

今回交換工事に訪れたのは、東京都文京区。東京23区の中央に位置する区で、閑静な住宅街が広がるエリアです。大学などの教育機関が多いことでも知られています。交換工事のご依頼を頂いたM様のご自宅は、動坂という場所にある13階建てのマンション「エクセレント文京動坂」の一室。マンションでエコキュートの交換工事をする際はエレベーターなどの共用部分を通るため、事前に管理会社に連絡して注意事項などを確認してから作業を行います。

玄関から家の中に入ってすぐ右側に洗面所があり、その奥にある扉を開けると中にエコキュートのタンクが設置されています。

タンクの設置場所は配水システムが施されていて、エコキュートを設置するために作られた専用の場所です。ヒートポンプはベランダに設置されています。今回は宅内を通って機器の搬出入を行うため、宅内の経路にしっかりと養生を施してから作業を始めます。

既設のエコキュートは、日立の「BHP-F37BU」。2004年に発売された角型・フルオートタイプのエコキュートで、マンション完成時の2005年に導入されたものです。エコキュートの寿命を超えて15年以上稼働しましたが、経年劣化による故障で突然お湯が出なくなってしまったため新しいエコキュートに交換します。適切なタイミングで新しい機器に交換すると長い年月で同じ機器を使い続けるよりもランニングコストの改善が期待できます。

三菱「SRT-W306D」を設置

まずはタンクの水抜きなど下処理を行ってから、既設のタンクとヒートポンプをそれぞれ運び出します。次に配管等に問題がないことを確認して、新しいタンクの脚位置にアンカーボルトを打ち込みます。タンクの設置場所が狭いため、今回は専用の架台を使用してタンクの設置位置を嵩上げし、配管を上手く収めるための工夫を施しました。

新しいタンクとヒートポンプを運び込んだら、それぞれに配管や配線を繋ぎ合わせてきれいに仕上げます。

最後に漏電対策のためのアース工事を行い、試運転で問題なく稼働することが確認できたら施行完了です。

新たに設置したのは、三菱の「SRT-W306D」国や都が行う補助金事業に対応した省エネ性の高い機種で、スマートフォンから湯はりなどを遠隔で操作できる「MYMU」など人気の機能を搭載している角型・フルオートタイプのエコキュートです。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

1800mm × 幅600mm × 奥行き650mm

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