トラックの荷台の上からタンクを搬出入

今回交換工事に訪れた神奈川県川崎市は、県の北東部に位置する市です。多摩川を挟んだ東京都に隣接していることから都内へのベッドタウンとしても人気が高く、人口が増え続けているエリアです。交換工事のご依頼を頂いたS様のご自宅は、塀の上に建つ大きな一軒家。家屋周りはフェンスで取り囲まれています。

エコキュートは、通りに面した家屋脇の通路に設置されています。

家屋周りの通路は非常に狭いため、タンクを抱えて通ることができません。そこで今回は、設置場所のフェンスを外して目の前の道路からタンクの搬出入を行います。ただしエコキュートの設置場所は塀の上にあるため、塀に沿ってトラックを横付けし、トラックの荷台から交換作業を行います。

既設のエコキュートは、三菱の「SRT-HP37WZ5」。2010年に発売された薄型・フルオートタイプのエコキュートです。「C03」のエラーコードが表示されてお湯の沸き上げができなくなってしまったというお問い合わせを頂いて、すぐに駆けつけ対応しました。エコキュートの寿命は10～15年とされていることからも今回の故障で買い替えるのが最適なタイミングであるため、新しいエコキュートに交換します。

三菱「SRT-S376UZ」を設置

既設のタンクは水抜きなどの下処理を行って、搬出の準備をします。準備ができたらフェンスを外し、タンクとヒートポンプを運び出します。既設のエコキュートが搬出できたら、基礎や配管を整えて新しいタンクの脚位置にアンカーボルトを打ち込みます。

続いて新しいエコキュートのタンクとヒートポンプを順に運び入れ、それぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

最後に漏電対策のためのアース工事と試運転を行って、問題なく稼働することが確認できたらフェンスを戻して施行完了です。

新たに設置したのは、三菱「SRT-S376UZ」。パワフルな水圧が人気の「ハイパワー給湯」を備え、ふろ配管を自動で洗浄する「バブルおそうじ」など便利な機能を多数搭載した人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。