
大阪府松原市でパナソニック「HE-NS46KQS」を設置~用水路に足場を作成して搬出入~<エコキュート交換工事例>
エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、大阪府松原市にお住まいのT様邸で行った交換工事。搬入経路に用水路があり、その上に足場を組んで対応しました。
【交換前設置EQ】
メーカー:ナショナル
システム型式:HE-46K1QJS
貯湯ユニット型式:HE-46K1Q
ヒートポンプユニット型式:HE-UK60J
リモコン型式:HE-RQV3W/HE-RQC3W
製品タイプ:薄型 > フルオート >高圧 > 460
【交換後EQ】
メーカー:パナソニック
システム型式:HE-NS46KQS
貯湯ユニット型式:HE-NS46KQ
ヒートポンプユニット型式:HE-PNS60K
リモコン型式:HE-TQWKW
製品タイプ:薄型 > フルオート > 標準圧 >460
搬入経路に用水路!?

今回工事に訪れたT様邸のエコキュートは、ご自宅裏の庭のようなスペースに設置されていました。草木が生い茂っていますが、設置スペースには問題ありません。

問題になったのは、設置位置までエコキュートを運ぶための搬入経路です。T様邸の裏庭にエコキュートを運ぶためには、スペース脇にあるこちらの用水路の上を通るしかなかったのです。

用水路の淵はかなり狭く、ここを歩いて重量のあるエコキュートを運ぶのはかなり危険です。そこで、用水路の上に足場を設置して搬入経路を作ることにしました。

既設のエコキュートは、ナショナルの「HE-46K1QJS」。2004年製のエコキュートで、17年ほど活躍してくれたようです。故障したことを機に新しいものに交換したいということで、今回は当社に交換工事をお任せ頂きました。
足場を作成してパナソニック「HE-NS46KQS」を設置

工事当日は、足場の作成からスタート!


まずは、水路幅にあわせて組み合わせた木材を等間隔に並べていきます。仮説の足場とはいえ、大人2人が100㎏近いタンクを抱えてこの上を通るためしっかりとした強度が必要です。


等間隔に並べた木材の上に木板を敷いたら足場は完成です。

続いて、既設のエコキュートを撤去。タンクを運び出したら、基礎と配管に問題がないかどうか確認します。

さらに、新設タンクの脚位置にあわせてアンカーボルトを打ち込みます。

設置の準備ができたら、いよいよ新しいエコキュートの搬入です。水路上に設置した足場の上を慎重に進みながら、エコキュートを運んでいきます。

無事にタンクが運び込めたら、あとは通常通りに設置作業を行うだけ!

タンクとヒートポンプのそれぞれに配管を繋ぎ合わせていきます。漏電対策のアース工事や試運転を行い、問題ないことを確認できたら施工は完了です。

今回新たに設置したエコキュートは、パナソニックの「HE-NS46KQS」。角型フルオートタイプのエコキュートで、人の出入りを感知して最適なタイミングで保温を行う「エコナビ」など便利な機能が多数搭載された人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。
2170mm × 幅 600mm × 奥行き680mm