大阪府箕面市でパナソニック「HE-S46LQS」を設置~足場を作成して搬入経路を確保~<エコキュート交換工事例>

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、大阪府箕面市にお住まいのD様邸で行った交換工事の様子。通路の狭い現場で搬入経路を確保するため、隣家との間に足場を作成してタンクの搬出入を行った例です。

<交換工事概要>

【交換前設置EQ】

メーカー:パナソニック

システム型式:HE-460SFQS

貯湯ユニット型式:HE-460SFQ

ヒートポンプユニット型式:HE-60PSF

リモコン型式:HE-TQWLW

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 460


【交換後EQ】

メーカー:パナソニック

システム型式:HE-S46LQS

貯湯ユニット型式:HE-S46LQ

ヒートポンプユニット型式:HE-PS60L

リモコン型式:HE-TQWLW

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 460

目次

隣家との間に足場を作成してタンクを搬出入

今回交換工事に訪れたのは、大阪府箕面市(みのおし)。大阪府の北西部に位置する市で、豊かな自然環境や大阪市内へのアクセスが良いことなどからファミリー層に人気のあるエリアです。交換工事のご依頼を頂いたD様のご自宅は市街地にある大きな一軒家。エコキュートは空き地に面した家屋の裏側に設置されていました。

フェンスで囲まれた家屋周りの通路は狭いうえ、隣家との間はブロック塀で仕切られているためタンクを抱えて通ることができません。とはいえ、ここ以外に搬入経路は確保できないため、今回はブロック塀の上に足場を作成してタンクの搬出入を行います。隣家の敷地を使用するため、お隣の家主様にも許可を頂いて作業を行います。

既設のエコキュートは、パナソニックの「HE-460SFQS」。2012年に発売された角型・フルートタイプのエコキュートです。「F24」のエラーコードが表示されて運転が停止してしまったそうで、ご連絡を受けてからすぐに駆けつけ対応しました。エコキュートの寿命も考慮すると、交換のタイミングとしては最適です。

ダイキン「EQA37YFTV」を設置

まずは足場を作成して搬出の準備を行います。足場ができたら、タンクの水抜きなど下処理を行い既設のタンクとヒートポンプを運び出します。基礎や配管に問題がないかどうか確認してきれいに整え、新しいタンクの脚位置にアンカーボルトを打ち込みます。

続いて新しいエコキュートを搬入します。タンクとヒートポンプを運び入れたらそれぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

最後に漏電対策のためのアース工事と試運転を行って、問題なく稼働することが確認できたら施行完了です。

新たに設置したのは、パナソニック「HE-S46LQS」。腐食に強いステンレス配管を採用し、栓の閉め忘れをお知らせする「うっかりアシスト」や、無駄な追い焚きを防いで電気代を節約する「AIエコナビ」など、エコで便利な機能を多数搭載した人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

2170mm × 幅600mm × 奥行き680mm

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