宮城県加美郡色麻町でダイキン「EQ37WFHV」を設置~豪雪地帯で寒冷地仕様のエコキュートを設置~<エコキュート交換工事例>
エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、宮城県加美郡色麻町にお住まいのA様邸で行った交換工事の様子。雪が多く降る豪雪地帯で突然お湯が出なくなってしまったエコキュートを寒冷地仕様のエコキュートに交換した例です。
【交換前設置EQ】
メーカー:日立
システム型式:BHP-F37JU
貯湯ユニット型式:BHP-TA374
ヒートポンプユニット型式:BHP-HA454
リモコン型式:BER-F1FH/BER-T1FH
製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370
【交換後EQ】
メーカー:ダイキン
システム型式:EQ37WFHV <寒冷地仕様>
貯湯ユニット型式:TU37WFHV
ヒートポンプユニット型式:RQW45WHV
リモコン型式:BRC083D1
製品タイプ:角型 > フルオート > 高圧 > 370
寒冷地仕様のEQに交換&積雪対策も

今回交換工事に訪れたのは、宮城県加美郡色麻町(かみぐん しかまちょう)。県の北西部に位置する色麻町は米作などの農業が盛んで、西側に奥羽山脈の山岳地帯がある影響から東側の平野部も雪が多く降るのが特徴です。交換工事のご依頼を頂いたA様のご自宅は、広い敷地の中に建つ一軒家。雪国の住宅で多く見られるサンルームが設置されています。

エコキュートの設置場所は、サンルームの脇を通ってぐるっと回った家屋裏の通路の奥です。施工当日は地面に雪が溶け残った状態で気温が低く、タンクの配管に巻かれた保護テープにも積もった雪が凍り付いていました。

既設のエコキュートは、日立の「BHP-F37JU」。2011年に発売された角型・フルオートタイプのエコキュートです。突然お湯が出なくなってしまい、お風呂に入れずに困っているとご相談を頂いて、すぐに駆けつけ対応しました。エコキュートの寿命も考慮し、新しいものに交換します。新しいエコキュートは、凍結防止対策が施された寒冷地仕様のものにします。
ダイキン「EQ37WFHV」を設置

まずはタンクの水抜きなど下処理を行ってから、既設のエコキュートを運び出します。運び出したら基礎や配管に問題がないかどうか確認し、新しいタンクの脚位置にアンカーボルトを打ち込みます。

準備ができたら新しいエコキュートを搬入し、タンクとヒートポンプのそれぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。配管には保温シートやヒーターバンドを巻きつけて凍結防止の対策を施しました。さらに今回はヒートポンプを乗せる架台の新設も行い、積雪対策も行っています。

最後に漏電対策のためのアース工事と試運転を行い、問題なく稼働することが確認できれば施行完了です。

新たに設置したのは、ダイキンの「EQ37WFHV」。充分な流量と勢いのあるシャワーが人気の「パワフル高圧」機能搭載で、湯はりや追い焚きを遠隔で操作できる「ダイキンスマートアプリ」にも対応している寒冷地仕様のエコキュートです。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。
1825mm × 幅630mm × 奥行き730mm
