【エコキュート交換工事施工例】石川県輪島市~地震で傾いたタンクを交換&三菱「SRT-S376」を設置~

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、石川県輪島市にお住まいのT様邸で行った交換工事。震災で傾いたエコキュートを交換した際の様子です。

<交換工事概要>

【交換前設置EQ】

メーカー:三菱

システム型式:SRT-WK375D <寒冷地仕様>

貯湯ユニット型式:SRT-WTK375D

ヒートポンプユニット型式:SRT-MUK455-A

リモコン型式:台所RMCB-KD5/浴室RMCB-BD5またはRMCB-BH5

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370


【交換後EQ】

メーカー:三菱

システム型式:SRT-S376

貯湯ユニット型式:SRT-ST376

ヒートポンプユニット型式:SRT-MU416-S

リモコン型式:RMCB-F6SE-T

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370

目次

地震で脚が折れたタンクを交換

今回交換工事に訪れたのは、石川県輪島市令和6年能登半島震災において甚大な被害を受けた地域です。交換工事のご依頼を頂いたT様のご自宅は、広大な田畑の中に建つ大きな一軒家。

エコキュートは家屋の裏側に設置されていました。

既設のエコキュートは、三菱の「SRT-WK375D」。2020年に発売された寒冷地仕様のエコキュートです。

よく見ると壁に固定されていた揺れ止め金具が外れてタンクが傾いています。今年1月に起きた能登半島地震でタンクを支えている脚が折れてしまったそうです。その後もお湯は使えていたものの、この状態で使い続けるのは危険だということで交換工事のご依頼を頂きました。

三菱「SRT-S376」を設置

早速タンクの水抜き等の処理を行い、既設のエコキュートを撤去します。基礎や配管に問題がないかどうか確認して、新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

タンクとヒートポンプのそれぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。凍結防止のため配管には保温材を巻きつけ、化粧テープでしっかりと保護します。

最後に漏電対策のためのアース工事と試運転を行って施行完了です。

新たに設置したのは、三菱の「SRT-S376」給湯省エネ事業の補助金対象商品で、今回は同事業を活用して交換しました。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

1820mm × 幅 630mm × 奥行き 760mm

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