兵庫県三木市でパナソニック「HE-NS46KQS」を設置~基礎とタンクの傾きをエコベース新設で解決!~<エコキュート交換工事例>
エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回は、兵庫県三木市にお住まいのS様邸で行った交換工事について紹介します。貯湯タンクとタンクを載せる基礎に傾きがあり、新たにエコベースを設置しました。
既設タンクが傾いている…!?
今回エコキュート交換のご依頼を頂いたのは、兵庫県三木市にお住まいのS様。玄関を抜けた先に5段ほど階段があり、その階段を上がったすぐ先のご自宅脇にエコキュートが設置されていました。
搬入経路に問題ないことはすぐに確認できましたが、既設の貯湯タンクが斜めに傾いているように見えます。
よく見ると、貯湯タンクを載せている基礎に傾きがあることがわかります。このまま傾いた状態で放置していると、転倒や配管の水漏れなどを起こす可能性があります。そこで今回は、一度基礎ごと撤去して地盤をしっかり固める基礎工事を行ってから新たなエコキュートを設置することになりました。
既設のエコキュートは、ナショナルの「HE-K37AQS」。2007年発売のエコキュートで、10年強しっかり稼働してくれたようです。
まずは、既設タンクを撤去。立ち上がりの給水配管部分を残して、既存の基礎を解体しました。
新たにエコベースを設置!
既存の基礎を撤去したら、傾斜を埋めて平らな基礎を設置するための前処理を行います。
そして新たなエコベースを設置。
地面の土が柔らかかったので、バラス(砕石)を多めにまいて土を締めてから、捨てコン(捨てコンクリート)を入れました。捨てコンとは、基礎を作る前に地盤の上に前処理として打つコンクリートのことです。
こうして、基礎の底面を滑らかにして地盤を固めたら基礎工事は完了です。
タンクが水平に!
基礎工事が終わったら、いよいよ新たなエコキュートの設置です。新しいエコキュートの貯湯タンクを運び込んだら、アンカーボルトでしっかりと基礎に固定します。
貯湯タンク、ヒートポンプのそえぞれに配管を繋いだら設置完了です。
今回新たに設置されたエコキュートは、パナソニックの「HE-NS46KQS」。外出先から湯はり可能な専用アプリ「スマホでおふろ」や、人の出入りを感知して効率的な保温を行う「エコナビ」対応の人気機種です。
ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。