配管の凍結がきっかけでEQが故障

今回交換工事に訪れたのは、福島県会津若松市。福島県会津地方東部にある市で、内陸にあるものの奥羽山脈以西に位置しているため冬には豪雪地となるエリアです。交換工事のご依頼を頂いたK様のご自宅は、閑静な住宅街にある大きな一軒家。

エコキュートは広々とした駐車スペースを備えたご自宅脇に設置されており、搬入経路の確保には全く問題ない状態です。

既設のエコキュートは、ダイキンの「EQ46LFHV」。2009年に発売された角型フルオートタイプ、寒冷地仕様のエコキュートです。

経年劣化した配管が凍結したことをきっかけに本体が故障し、新しいエコキュートに交換することになりました。

配管にヒーターバンドを巻きつけて凍結防止

まずはタンクの水抜き等を行い、既設のエコキュートを撤去します。

新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込み、エコキュート設置の準備を行います。

そしてタンクとヒートポンプのそれぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。保温材を巻きつける前に配管にヒーターバンドを巻いておきます。配管温度を検知するサーモスタット型のヒーターで、無駄な電力消費を削減して凍結を防止することができます。

ヒートポンプ架台＆ダイキン「EQ46WFHV」を設置

配管を繋ぎ合わせたら漏電対策のためのアース工事と試運転を行って、問題なく稼働するかどうか確認します。

新たに設置したのは、ダイキンの「EQ46WFHV」。2022年モデル・寒冷地仕様のエコキュートで、「停電時出湯対応」など非常時に役立つ安全設計が特長です。冬の積雪に備えて、ヒートポンプ架台を設置して嵩上げしています。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。