狭小スペースに足場を作成してEQを交換

今回交換工事に訪れたのは、大阪府枚方市（ひらかたし）。大阪府の北東部に位置し、大阪市と京都市のほぼ中間にあるエリアです。大阪市内への交通アクセスが良く、都心のベッドタウンとしても人気のある市です。交換工事のご依頼を頂いたK様のご自宅は、閑静な住宅街に立つ立派な一軒家。木々が生い茂る空き地に隣接しています。

家屋脇の通路をつきあたりまで進んだところにエコキュートが設置されています。この通路からしかエコキュートの搬出入はできませんが、通路の途中に新しいタンクの幅より狭い箇所があり、このままではタンクを運び入れることができません。

そこで狭い箇所のフェンスを外して隣の空き地に少しはみ出すように足場を作成し、その上を通ってタンクの搬出入を行うことになりました。

既設のエコキュートは、ダイキンの「EQP18LFCV」。2009年に発売された角型スリム・フルオートタイプのエコキュートです。使用して15年を超えた頃から故障を繰り返すようになり買い替えを検討されていたそうです。当社の公式サイトでエコキュートの寿命を知り、新しいものに交換したいとご連絡頂きました。

ダイキン「EQX37YFV」を設置

まずは足場を組んで搬出の準備をします。

既設のエコキュートはタンクの水抜きなど下処理を行ってから、タンクとヒートポンプを順に運び出していきます。足場の部分が段差になるためスタッフ同士で声を掛け合いながら、ゆっくりと慎重に作業を進めます。

既設タンクが運び出せたら設置場所を覆っていた落ち葉などを掃除して基礎や配管に問題がないかどうか確認し、新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

フェンスの上部に養生を行い、新しいエコキュートを搬入するための準備を行います。準備が出来たらまずはヒートポンプを運び入れます。

続いてタンクを搬入します。周囲にぶつけて傷などを付けないように慎重に作業します。

新しいエコキュートのタンクとヒートポンプがそれぞれ設置出来たら、配管や配線を繋ぎ合わせます。

最後に漏電対策のためのアース工事と試運転を行い、問題なく稼働することができれば施行完了です。

新たに設置したのは、ダイキンの「EQX37YFV」。スピーディな湯はりと高圧シャワーが快適な「パワフル高圧」や深紫外線が菌の繁殖を防いで最後まで気持ちよく入浴できる「おゆぴかUV」など便利な機能を多数搭載した人気の機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。