広島県三次市で三菱「SRT-S466」を設置~基礎を新設して傾いたタンクを交換~<エコキュート交換工事例>

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、広島県三次市にお住まいのS様邸で行った交換工事の様子。タンクが傾いた電気温水器をエコキュートに交換するため、エコベースを使って基礎を新設して施工を行った例です。

<交換工事概要>

【交換前設置EQ】

【交換前設置】メーカー:日立

電気温水器:BE-F46DWU

リモコン型式:760AA/89722003

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 460


【交換後EQ】

メーカー:三菱

システム型式:SRT-S466

貯湯ユニット型式:SRT-ST466

ヒートポンプユニット型式:SRT-MU516-S

リモコン型式:RMCB-F6SE-T

製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 460

目次

基礎を新設して傾いたタンクを交換

今回交換工事に訪れたのは、広島県三次市(みよしし)。隣接する庄原市と並んで中国地方の中心部に位置するエリアで、中国山地の山々に囲まれた盆地の地形が特徴です。交換工事のご依頼を頂いたS様のご自宅は、緑豊かな集落にある大きな一軒家。

フェンスで囲われた家屋の周りを裏まで進んだところに電気温水器のタンクが設置されていますが、よく見るとタンクが斜めに傾いています。このまま放置すると転倒の危険があるのはもちろん、水漏れなど故障に繋がるリスクもあります。そのため今回は、新たに基礎を設置してからエコキュートを設置することになりました。

敷地内の通路は狭く、タンクを抱えて通るのが難しいため、地主様に許可を頂いて、目の前の敷地からフェンスを脱着してタンクの搬出入を行います。

既設のタンクは、日立の「BE-F46DWU」。2008年に発売された角型フルオートタイプの電気温水器です。突然お湯が出なくなってしまったとのことですが、 電気温水器の耐用年数を超えているため経年劣化による故障と考えられます。これを機にランニングコストの安いエコキュートに買い替えたいとのご要望を受けて、当社で対応させて頂きます。当社では、電気温水器からエコキュートに交換するにあたって必要な電力会社への申請や手続きなどもすべて一括してお任せ頂けます。工事にかかる費用やメリット・デメリットなどをまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしてください。

電気温水器からエコキュートに交換するには?

電気温水器からエコキュートへの交換に必要な工事や費用は?

三菱「SRT-S466」を設置

タンクの水抜き等下処理を行った電気温水器のタンクを撤去したら、地盤をしっかりと整えてから基礎工事を行います。エコベースを使った基礎が完成したら、新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

エコキュートを運び入れて、タンクとヒートポンプのそれぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

最後に漏電対策のためのアース工事と試運転を行って施行完了です。

新たに設置したのは、三菱の「SRT-S466」。栓を抜くとふろ配管の自動洗浄を始める「バブルおそうじ」やお湯の使い方を学習してエコ運転する「省エネ制御」など優れた機能を多数搭載した人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

2160mm × 幅630mm × 奥行き760mm

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