愛知県津島市で三菱「SRT-S376」を設置~隣家の敷地からタンクを搬出入~<エコキュート交換工事例>
エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、愛知県津島市にお住まいのM様邸で行った交換工事の様子。搬入経路を確保するため、隣家の敷地からタンクの搬出入を行ってエコキュートを交換した例です。
【交換前設置EQ】
メーカー:三菱
システム型式:SRT-HP37W6
貯湯ユニット型式:SRT-HPT37W6
ヒートポンプユニット型式:SRT-HPU45A6
リモコン型式:RMC-KD6/RMC-BD6
製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370
【交換後EQ】
メーカー:三菱
システム型式:SRT-S376
貯湯ユニット型式:SRT-ST376
ヒートポンプユニット型式:SRT-MU416-S
リモコン型式:RMCB-F6SE-T
製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370
フェンスを外して隣家の駐車場からタンクを搬出入

今回交換工事に訪れたのは、愛知県津島市。津島市は名古屋市の西方約16kmに位置し、名古屋駅までは電車で約20分、車でも30~40分程の便利な立地であるためベッドタウンとして人気のエリアです。交換工事のご依頼を頂いたM様のご自宅は、長閑な住宅地に建つ一軒家。エコキュートが設置されているのは玄関前を通って家屋裏側にまわった通路の奥で、建物の角の付近です。

設置場所の周囲はフェンスで囲まれていて狭いうえ、タンクの手前にある物置きが障害物となって手前からタンクを運び出すことはできません。反対側からの通路も狭く、ヒートポンプがギリギリ置ける程度の幅しかないため敷地内で搬入経路を確保するのは困難です。

そこで今回は設置場所付近のフェンスを外して、隣接する隣家の駐車場からタンクの搬出入を行うことになりました。お隣の家主様には、敷地に入って作業する許可を事前に頂いています。

既設のエコキュートは、三菱の「SRT-HP37W6」。2011年に発売された角型・フルオートタイプのエコキュートです。「P37」のエラーコードが表示されて突然運転が停止してしまいました。エコキュートの寿命は10~15年と言われていることも考慮すると、今回の故障で新しいものに買い替えるのが最適です。買い替えを機にスマホからおふろを操作できるものにしたいとご依頼頂いて、すぐに対応させて頂きました。無線LANアダプター搭載リモコンを備えたエコキュートで、専用アプリから遠隔でおふろの設定や湯はりなどの操作が可能です。
三菱「SRT-S376」を設置

まずは既設タンクの水抜きなど下処理を行ってから、タンクとヒートポンプをそれぞれ運び出します。基礎や配管に問題がないかどうか確認し、新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

続いて新しいタンクとヒートポンプを順に運び入れます。設置ができたらそれぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

最後に漏電対策のためのアース工事を行い、試運転で問題なく稼働することが確認できれば施行完了です。

新たに設置したのは、三菱の「SRT-S376」。ふろ配管を自動洗浄する「バブルおそうじ」や、お湯を清潔に保つ「キラリユキープPLUS」など便利な機能を多数備えた三菱Sシリーズで、当社でも注文の多い人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。
1820mm × 幅630mm × 奥行き760mm
