田んぼを通ってタンクを搬出入

今回交換工事に訪れたのは、大阪府摂津市。大阪府の北摂三島地域に位置する市で、淀川右岸に位置するエリアです。交換工事のご依頼を頂いたM様のご自宅は、住宅街の中心にある3階建ての一軒家。

既設のエコキュートは、ご自宅のちょうど裏側に設置されています。

設置スペースはかなり狭く、薄型のタンクがギリギリ設置されていました。

また家屋周りの通路も大変狭く、正面から搬入経路を確保するのは難しそうです。

ご自宅の裏側には田んぼが広がっています。聞くところによると、この田んぼが植え替え期で工事のご依頼を頂いた時期だけは田んぼを通っても問題ないとのこと。そこで今回は、こちらの田んぼを通ってタンクの搬出入を行わせて頂くことになりました。ブロック塀の高さが1ｍ20cmほどあったので、下に簡単な足場を作成してタンクの上げ下ろしを行います。

既設のエコキュートは、ナショナルの「HE-37W3QWS」。2006年に発売された薄型フルオートタイプのエコキュートです。突然お湯が出なくなってしまったとご連絡を頂いて、すぐに駆けつけました。エコキュートの寿命は10～15年程度と言われているので、長く活躍してくれたことがわかります。

ダイキン「EQ37WFTV」を設置

まずはフェンスを外して、足場を作成。既設のタンクを撤去して、基礎や配管に問題がないかどうか確認します。

新しいエコキュートの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込んだら、タンクとヒートポンプを運び入れます。

脚立を使って作成した簡易的な足場の上から、ブロック塀の上までタンクを持ち上げます。

タンクとヒートポンプが設置できたら、それぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

漏電しないようにアース工事を行ったら、最後に試運転をして問題なく稼働することを確認して施行完了です。

新たに設置したのは、ダイキンの「EQ37WFTV」。キッチンやお風呂など2カ所の同時給湯も快適に使える「パワフル高圧」が魅力のエコキュートです。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。