【エコキュートお悩みQ&A】これって高すぎ!? エコキュートの故障でかかる交換&修理費用の適正価格

エコキュートに関するさまざまな疑問やお悩みを解決するこのコーナー。実際に当社に寄せられた質問をもとに、エコキュートについて気になるあれこれを専門家が解説します。今回は、もしエコキュートが故障した際にかかる修理または交換費用の適正価格についてお話します。

目次

<Question>見積りが高い! この費用は適正?

お客様からの質問

エコキュートが故障して交換することになりました。新しいエコキュートが納品されるまでの間、電気温水器をレンタルすることになったのですが、その工事の見積りが12万円でした(既設エコキュート撤去代5万円+電気温水器設置工事7万円)。高額でびっくりしているのですが、この費用は適正なんでしょうか?

今回は、ツイッターで寄せられたエコキュート交換工事費についての質問。故障したエコキュートを新しいものに交換するとのことですが、交換工事を依頼した施工店にはどうやらエコキュートの在庫がないようです。納品するまでの間に電気温水器のレンタルを受けることになったものの、施工店からもらった見積りが予想以上に高く驚いたユーザーさんからの質問です。

 

<Answer>工事原価は概ね適正 在庫のある施工店でやれば不要

まず、工事費用12万円(既設電気温水器撤去代5万円+エコキュート設置工事7万円)が適正かどうかという点に関して答えると、施工店の見積りが高すぎるということはないでしょう。既設エコキュートの廃棄と、電気温水器設置の基礎工事の原価としては、概ねこれくらいの金額がかかるかと思います

ただし、電気温水器の設置はあくまでも新しいエコキュートが納品されるまでの期間にお湯を使えるようにするための工事ですよね。エコキュートの在庫がある施工店に交換工事を依頼すれば、そもそもこの工事は不要なのです

今回の場合、既設エコキュートの撤去代をここで支払えばエコキュートを新設する際には撤去代が不要になります。とはいえ、このあとエコキュートの本体価格に設置工事費用が上乗せされた支払いが発生するのは間違いありません。故障したエコキュートが新しいエコキュートに交換されるまでにかかる総額費用を考えると、けして安い金額ではありませんよね。少しでも不要な出費は減らしたいはずです

たしかに現在、世界的な半導体不足の影響を受けてエコキュートを含めた給湯器の在庫が世間的に逼迫している状況にあります。そんな中でも、当社は他社には真似できない圧倒的な在庫数を確保し、最短当日の交換工事を可能にしています

これは当社がエコキュートの交換に特化することで、徹底したカスタマーファーストを実現しているからこそ成し得たもの。エコキュートが故障して突然お湯が出なくなってしまったお客様のSOSにいち早く応えたいという思いで、在庫数やサービス対応エリア、価格、設置後のアフターサービスなど、どれに置いても他社には真似できないシステムを構築しています。

ちなみに当社でエコキュートを交換する場合にかかる費用は、既設エコキュートの撤去代+新しいエコキュートの本体価格+工事費用+エコキュート本体の10年保証すべて込みで35万円〜50万円ほどになります(フルオート機種からフルオート機種の場合で、基礎工事や配管・循環金具等に変更が必要ない場合)。価格の差は、エコキュート本体の価格差によるものです。種類が豊富なエコキュートは、どのエコキュートを選ぶかで価格が大きく変わります。また、お住まい環境や既設エコキュートによって必要な工事も変わってくるため、工事費込みの相場に上下があります。

当社ではお客様にわかりやすいよう、付属品を含めた工事費込みの価格を記載しているのでぜひ参考にしてください。

▶エコキュート価格表を見る

ちなみに当社では行っていませんが、交換ではなく修理をする場合は施工店やメーカーに来てもらうだけでも7000円~25000円の出張費用がかかります。さらにそこから1万円~10万円程度の修理代金が必要になるでしょう

ヒートポンプの交換が必要になると修理代金が15万円以上になる事もありえるほか、発売から10年以上たったエコキュートの場合は必要部品が既に生産されておらず修理できない場合も多いです。たとえ修理できたとしてもまたすぐに壊れてしまう可能性もあるので、交換目安である10年以上お使いになったエコキュートの場合は、修理ではなく交換を検討することをおすすめします。

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