【相場】エコキュートの工事費込みの価格は?7つの注意点も解説!

エコキュートは環境に優しく、月々の光熱費が安くなるなどのメリットが多くあります。
そのため、導入したいと考える方も多いでしょう。
しかし、エコキュートは本体価格だけでなく様々な工事費用もかかるため、費用の計算が複雑です。
「結局、工事費込みの価格はいくらなの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
今回は、エコキュートの工事費込み価格相場や、費用の内訳、購入時や交換時の注意点などについて詳しくお話しします。

なお、2024年は国からの補助金「給湯省エネ事業」があり、エコキュートを大変お得に交換できるチャンスです。この事業では、一定のエネルギー性能を満たすエコキュートに対して、8万円から18万円の補助金が支給されます。以下からエコキュートの補助金込みの価格や対象商品をご確認ください。

工事費込みの価格をチェックする

目次

エコキュートの価格、工事費込み相場は?

エコキュートの価格は、工事費込みで35~60万円程度が相場です。 
上下でギャップがあるのは、エコキュートの本体価格と工事内容が影響しています。 
エコキュートは種類が豊富で、どのエコキュートを選ぶかで価格が大きく変わります。 
また、お住まいによって必要な工事内容が変化し、工事費込みで安くなることも、高くなることもあるでしょう。 
また、エコキュートを新設する場合と交換する場合でも差がでてきます。 
交換は、以前使用していた設備を流用できることも多いため、工事費用が低くなる傾向があります。

エコキュートの価格に影響する5つの要素

  • 貯湯タンクの容量
  • 給湯タイプ
  • ハイグレード機種か否か
  • 補助金に対応する機種か否か
  • 水圧の高さ

エコキュートの価格に影響を与える要素まとめ

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影響要素価格変動幅※説明
ハイグレード機種か否か約10万~20万円ハイグレード機種は省エネ性能が
高く、入浴を快適にするための
機能が多く搭載されています。
 補助金対応機種
給湯省エネ2024事業の場合
8万~18万円補助金の対象となる機種か
どうかで、実質的な価格に
大きな差が生じます。
貯湯タンクの容量約1万~12万円貯湯タンクの容量が大きい
エコキュートほど価格が
上昇します。
 給湯タイプ約3万~10万円給湯専用、オートタイプ、
フルオートタイプの順に
価格が高くなります。
フルオートタイプが最も
高くなります。
水圧の高さ約5万~7万円標準圧タイプと高圧タイプがあり、
高圧タイプの方がやや高価になりま
す。

※各要素の価格相場の最低価格と最高価格の差を示した参考値です

価格に影響する要素①:ハイグレード機種か否か

メーカーが販売しているエコキュートには、「ハイグレード機種」が存在します。 
三菱の「Pシリーズ」や、コロナの「プレミアムエコキュート」などです。 
ハイグレード機種は、省エネ性能が高められていたり、入浴を快適にしてくれる機能がついていたりするため、相応に価格が上昇します。 
また、寒冷地用・塩害対応型のエコキュートも価格が高くなる傾向にあります。

その一方で、メーカーによってはシンプルな機能のみを搭載したシリーズの取り扱いもあります。 
例えば三菱ならば「Aシリーズ」、コロナならば「エコキュートライト」などです。 
予算や必要性に応じた最適な機種を選ぶことで、満足度を高めることも、工事費込みの価格を抑えることもできるでしょう。

ただ、ハイグレード機種を選ぶ際には、注意すべきことがあります。 
ハイグレード機種は、業者の取り扱いが少ないということです。 
価格の高さから、在庫として抱えてしまうリスクがあるため、業者でも常に取り扱いがあるわけではありません。 
取り寄せになることが多く、割高になってしまったり、納品に時間がかかってしまったりするケースもあるのです。 
多機能なハイグレード機種をお求めの際は、取り寄せになるのか、追加で費用がかからないか、納品の時期に影響があるかなど、詳しく確認するようにしましょう。

ここではハイグレード、準ハイグレード、スタンダードグレードの3段階に分けて、工事費込みの相場価格をご紹介します。

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グレード機種例価格相場価格備考
ハイグレードSRT-P376UB 
(三菱電機 Pシリーズ)
70~90万円約80万円370L 
フルオート
EQX37XFV 
(ダイキン Xシリーズ)
42~49万円約46万円370L 
フルオート
準ハイグレードSRT-S376A 
(三菱電機 Sシリーズ)
39~43万円約41万円370L 
フルオート
EQ37XFV 
(ダイキン 角型パワフル高圧)
42~45万円約44万円370L 
フルオート
スタンダードグレードSRT-W376 
(三菱電機 Aシリーズ)
36~39万円約38万円370L 
フルオート
EQN37XFV 
(ダイキン 角型)
40~42万円約41万円370L 
フルオート

※上記は、同一機種を同じ条件で比較した価格です。 
条件:同型番の貯湯タンク・ヒートポンプ・リモコン・脚部カバー、工事費込み、工事地点を統一。 
※業者のキャンペーン、保証年数等によって金額が異なるため、業者へのお見積りをお勧めします。

価格に影響する要素②:補助金に対応する機種か否か

エコキュートの価格に間接的に影響するのが、補助金の対象となっている機種かどうかです。2024年6月現在、国や自治体によって様々な補助金制度が用意されています。特に「給湯省エネ2024事業」という補助金では、エコキュートの交換に対して8万円から18万円の補助金が支給されます。この補助金を活用することで、エコキュートを大変お得に交換できるチャンスです。以下からエコキュートの補助金込みの価格や対象商品をご確認ください。

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価格に影響する要素③:貯湯タンクの容量

エコキュートの価格を左右する代表的な要素が、貯湯タンクの容量です。 
エコキュートは貯湯式で、沸かしたお湯を貯湯タンクに貯めて使います。 
貯湯タンクの容量が大きければ、一度に沸かせる湯量は多くなり、お湯切れの心配は少なくなります。 
容量の大きいタンクはその分資材を使用するため、貯湯タンクの容量が大きいエコキュートほど、価格は上昇するのです。

ただ、貯湯タンクの容量は、家族の人数に合わせて選ぶことが大切です。 
あまり大きい貯湯タンクを選ぶと、必要以上に費用をかけたことになります。 
また、目先の費用にとらわれて小さなエコキュートを選ぶと、日中や夜間にお湯切れを起こしてしまいます。 
電気代が高い時間帯に沸き上げをおこなうことになり、せっかくエコキュートを導入したのにコストが上昇してしまった……という失敗につながるでしょう。 
家族の人数に合わせた貯湯タンク容量と本体価格の相場は、下記を目安にしてください。

家族人数タンク容量本体価格相場
2~3人300~320L程度フルオートタイプ:18~33万円
3~5人370L程度フルオートタイプ:19~45万円 
オートタイプ:17~26万円
4~7人460L程度フルオートタイプ:19~50万円 
オートタイプ:18~30万円

※工事費を除いた本体のみの相場価格です。

価格に影響する要素④:給湯タイプ

エコキュートは給湯タイプが分かれており、それぞれ価格帯が異なります。 
主な給湯タイプは、「給湯専用」「オートタイプ」「フルオートタイプ」の3つです。なお、給湯タイプによって工事内容も変わるため、工事費込みの価格も上下します。 
エコキュートを新設する際は影響が大きいため、どの給湯タイプにするかしっかり吟味することが大切です。

給湯専用

「オート・フルオートタイプ」のような機能を除いた、シンプルな給湯タイプです。お湯張りや足し湯などを手動でおこなう必要はありますが、価格は最もリーズナブルです。

オートタイプ

自動で「お湯張り」や「足し湯」が可能なタイプです。価格は全体の中間ほどで、購入しやすい価格帯といえます。

フルオートタイプ

オートタイプに加え、「保温」や「追い焚き」も自動でおこなってくれる給湯タイプです。充実機能を備えたハイクラスだけに価格は高めですが、利便性の高さから家庭用のエコキュートとしては最もニーズがあります。

給湯タイプ別の工事費込みの相場価格は、下記を目安にしてください。

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給湯タイプタンク容量価格相場価格
給湯専用370L35~43万円約39万円
460L37~46万円約42万円
オートタイプ370L38~44万円約41万円
460L41~47万円約44万円
フルオートタイプ370L36~60万円約48万円
460L39~61万円約50万円

※業者のキャンペーン、保証年数、機種・グレード等によって金額が異なるため、業者へのお見積りをお勧めします。

交換の際、どの給湯タイプを選べばよいかわからいない場合、特に大きな理由がなければ同じ給湯タイプを選ぶと良いでしょう。 
給湯タイプが同じであれば、設備を大きく変更する必要がないため、工事費用を安く抑えられます。 
逆に、オートタイプからフルオートタイプなど、異なる給湯タイプに交換する際には追加費用が発生することに注意しましょう。 
業者にもその旨を伝えて、見積もりを貰うとスムーズです。

価格に影響する要素④:水圧の高さ

エコキュートは、水圧の強さで「標準圧タイプ」と「高圧タイプ」に分かれており、価格は高圧タイプが高くなります。
標準圧タイプのエコキュートは、貯湯タンク内で減圧をかけているため、シャワーの水圧が優しいのが特徴です。
節水できるメリットもありますが、浴室が2階以上にある方や、高いシャワーの水圧が好みという方は高圧タイプを選ぶ必要があります。
工事費込みの価格相場は、下記の通りです。

機種の分類水圧の目安工事費込みの価格相場
標準圧タイプ170~190kPa330,000~510,000円
高圧タイプ280~500kPa380,000~580,000円

標準圧タイプと高圧タイプを比較すると、価格差は50,000~70,000円ほどです。
水の勢いを表すkPaは、標準圧タイプで170〜190kPaが目安です。
一方、高圧タイプの水圧はメーカーや機種等で異なり、280~500kPaと幅があります。
高圧タイプを選ぶ際には、どの程度の水圧があるか確認するようにしましょう。

エコキュート工事にかかる費用の内訳と相場

基礎工事・水道工事の費用相場について

基礎工事とは、エコキュートを安全に設置するための工事です。 
鉄筋やコンクリートで組み上げる「現場打ち(土間打ち)」や、モルタルや専用コンクリートブロックを用いる「エコベース」などがあり、設置場所や地盤に合わせて選ぶことになります。 
基礎工事の費用相場は2~4万円程度で、あらかじめ作られたコンクリート製のブロックを使用できる「エコベース」の方がリーズナブルです。

水道工事は基礎工事の次に行われるもので、主に水を通す配管を設置する工程になります。 
排水管といっても給水給湯管、追い焚き配管、エコキュートドレンの配管などがあり、それぞれの工事費用は2~5万円程度が相場です。 
また、これまで使用していた給湯器がある場合は、その撤去に5,000~1万円程度、設置したエコキュートの試運転(説明込み)に35,000~5万円程度がかかるでしょう。

なお、水道工事は止水栓を閉じて断水状態で行うことがほとんどのため、工事は生活リズムに配慮した時間を指定することが大切です。

電気工事の費用相場

電気工事の費用相場は、依頼する業者やお住まいの配線状況によって差が生じます。

例えば「電気配線工事」と「ブレーカーの取り付け」のみであれば、25,000~5万円程度で終了するケースも珍しくありません。 
しかし、エコキュートを新設する場合には「分電盤の交換」や「幹線の張り替え」、「電力会社申請」などが必要になることもあります。 
その際、分電盤の交換は35,000~6万円程度、幹線張り替え工事は28,000~4万円程度、電力会社への申請を代行してもらう場合には2~4万円程度の費用がかかります。

また、同じ電気配線工事でも、エコキュート本体とブレーカーが離れている場合は、追加で費用が発生するケースもあるでしょう。 
エコキュート設置・交換に伴う工事費用の中でも、電気工事周りはとくにわかりづらいため、業者に細かな見積もりを出してもらいましょう。

住居によってかかる追加工事の相場

エコキュートの価格が「工事費込みで〇円」と提示されていても、家庭によっては追加工事が発生することに注意しましょう。

例えば、古い給湯器を処分してもらう場合は処分費が必要で、相場としては1万円程度となります。 
また、エコキュートの設置場所から2メートル以内にオイルタンクがあれば、オイルタンクの移設が必要になります。 
相場としては、1~2万円程度です。 
給湯タイプを変更した場合も、浴槽循環器取り付け工事として1~15,000円程度かかるでしょう。 
他にも、搬入困難な場所にエコキュートを設置する際には、ユニック車を使用するため、特殊運搬料が発生します。

このように、住居によっては追加工事費用がかかります。詳しい状況を伝え、正確な見積もりをもらうようにしましょう。

エコキュート交換工事でかかる費用の相場

エコキュートを新設する際は、必要な工事が多くなるため、出費もかさみがちです。 
高ければ、工事費だけで数十万円……という家庭もあるでしょう。 
しかし交換工事は、以前使用していた設備をいくつか流用できるため、費用が下がります。

一つの相場ではありますが、エコキュートの交換工事だけならば、9~17万円程度(工事のみ)が相場です。 
最低限の作業で済めば9万円程度、古い配管の交換や、浴槽循環器取り付け工事などが必要になれば17万円程度といった費用感です。

新設よりも費用を抑えられますが、工事費を過度に安く掲載している業者には注意しましょう。 
雑な工事をおこなわれたり、追加工事が必要といわれて相場以上の費用を取られたりといったトラブルが考えられます。

エコキュート本体と付属品の費用相場

エコキュートを導入・交換する方に気をつけていただきたいのが、付属品の費用についてです。 
本体・工事費込みの価格であっても、脚部カバーとリモコンは別途費用が発生するケースもあります。 
実際に、メーカーや各販売店の価格を見ると、エコキュート本体と付属品を分けて記載していることは珍しくありません。 
脚部カバーは3,000~16,000円程度、リモコンは1~5万円程度が相場です。 
安いと思って申し込んだら、脚部カバーやリモコンが付属していなかった……とならないよう、付属品の有無を確認しましょう。

急湯デポでは、お客様にわかりやすいよう、付属品を含めた工事費込みの価格を記載しております。 
※付属品と本体を分けて購入・交換はできかねますので、ご了承ください。

エコキュートの工事費込み価格はどの程度を想定すると良い?

エコキュートの本体価格は、20~50万円ほどが相場です。 
基礎工事から電気工事までを含めた標準工事は10~20万円ほど、追加工事は4~6万円ほどが相場となります。

これらを踏まえると、工事費込みで50万円程度を想定しておくと良いでしょう。 
もちろん、選んだエコキュートや工事内容によって、50万円から安くなることも高くなることもあります。 
とくに新設の際は追加工事が発生しやすく、工事費がかさみがちです。 
安いエコキュートを選ぶ場合でも、業者に細かな見積もりを出してもらい、全体の費用をしっかり把握するようにしましょう。

交換の場合は安くなりますが、「これを機に多機能な機種にしたい」、「給湯専用タイプからフルオートタイプに切り替えたい」といった方もいらっしゃるでしょう。 
多機能な機種やフルオートタイプはやや高く、切り替えに追加工事が必要なこともあります。 
また、貯湯タンクの容量を大きくすると、搬入が困難になり、特殊運搬料が必要になることもあります。 
「工事費が安くなった分、エコキュートは良い機種を選ぼう」と考えるのであれば、その際も50万円程度を想定しておくのがお勧めです。

相場価格より安くエコキュートを設置する方法はある?

少しでも安くエコキュートを導入したいと考えているのならば、4つのポイントを掴んでおきましょう。

複数の業者に見積もりを依頼する

エコキュートの交換時には、一つの業者だけでなく、複数の業者に問い合わせることをお勧めします。 
相見積もりをおこなえば、業者を比較して、安い業者を見つけられます。 
「A社よりB社の方が基礎工事費は安い。でもトータルではC社が……」といった比較ができるのは、複数の業者の見積もりをもらってこそです。 
一社に絞って見積もりを取ってしまうと、情報が一社に限られ、本当に価格が安いのか判断しづらくなってしまいます。

また、業者によっては他社の見積額を元に相談した場合、値段交渉に応じてくれるケースもあります。 
しかし、エコキュート交換業者の多くがワンプライスで提供しているため、工事後まで良い信頼関係を築くためにも、常識の範囲内で交渉を行うことを推奨します。

補助金を活用する

前述の「給湯省エネ2024年事業」では、8万円から最大18万円の補助金を受けることができます。
その他、地方自治体によっても補助金が出る場合がありますので、そちらも合わせてご確認いただくと、さらにお得にエコキュートの交換が可能です。
※補助金の併用が可能かどうかは、各補助金の規定を確認する必要があります。

関連

なお、エコキュートの交換時に給湯省エネ2024事業補助金を利用する場合は、「給湯省エネ事業者」として登録された業者を選ぶ必要があります。
補助金制度は条件が設けられていることが多いため、条件を満たせるかどうか、申請の方法について相談できる業者が安心です。

急湯デポは、給湯省エネ事業者に登録されていますので、給湯省エネ2024事業の補助金を活用したエコキュートの交換に対応可能です。
補助金申請を希望される方は、給湯省エネ2024事業の概要をよくお読みいただき、不明点がございましたらお気軽に急湯デポへご相談ください。

専門業者を選ぶことで安くなる

エコキュートの設置や交換を専門にしている業者を選ぶことで、エコキュートを安く設置・交換できます。 
とくに実店舗を持たずインターネット上で対応している専門業者は、最大限コストカットができるため、相場価格よりも安く交換できることが多くなります。 
ここまで紹介してきたエコキュート相場価格は、あくまで専門業者のものです。 
家電量販店やハウスメーカー、リフォーム業者等で交換すると、価格がさらに高くなることがあるので注意してください。

関連エコキュート業者選び【10大ポイント】損をしないための選び方とは?

10年保証

専門業者を選ぶ際には、価格だけでなく製品保証や工事保証の有無も重視してください。
環境や使用状況によりますが、エコキュートのような精密機器は、寿命の10~15年を迎える前に修理することがあり得ます。
修理が重なると費用もかさんでしまうため、保証は必須です。
専門業者はおおよそ10年の保証を設けていますが、保証内容がそれぞれ異なるため、比較しましょう。

急湯デポは、10年保証をご用意しており、機器交換後の10年間は無償で修理対応しています。
業者によっては「機器本体のみ」、あるいは「工事のみ」と条件を設けているところ、急湯デポは「機器本体」と「工事」の両方を保証しています。
業界最高水準の保証内容でサポートしますので、ぜひその内容を他の業者とも比較してみてください。

急湯デポの保証内容についてはこちらから

グレードを下げて安くする

想定していた予算をオーバーするならば、改めて機能を確認しましょう。 
必要な機能を絞り込むことで、当初予定していたよりもグレードが下がり、交換費用が安くなるかもしれません。 
ただし、給湯タイプが異なると、交換時に別途工事が必要になり、費用がかさむため避けましょう。 
また、タンク容量は必要以上に小さいものを選ばないようにしましょう。 
エコキュートの価格は安くなりますが、家族人数に合っていないタンク容量ではお湯切れを起こし、昼間の電気代が高い時間帯に再度湧き上げる必要がでてきてしまいます。 
ランニングコストがかかることが予想されるため、お勧めできません。

エコキュートで電気代はどれくらい安くなる?

家族人数やライフスタイルにもよりますが、エコキュートを設置した場合、ひと月あたりの電気代はおおよそ1,000~3,000円になります。 
近年のエコキュートはますます省エネ機能が充実しており、旧機種から交換すれば、電気代が以前よりも安くなったと感じられるはずです。 
エコキュートの設置・交換は費用がかかるものの、トータルで考えれば大きな節約になります。

ガス給湯器と比べてどの程度安くなるかは下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

関連【76%減!?】エコキュートの電気代は高い?電気代を節約する8つのポイントを紹介

エコキュートの工事を申し込む前に!確認したい7つの注意点

  • 工事費込みの価格になっているか
  • 標準工事(基本工事)の範囲はどうか
  • 脚部カバーとリモコン等の料金が含まれているか
  • 追加費用はかかるのかどうか
  • 10年保証がついているか
  • 家族人数が変わっているならタンク容量の見直し
  • 設置場所に十分スペースがあるか

ポイント①:工事費込みの価格になっているか

業者によっては魅力的な価格を提示してくれますが、申し込む前に内訳に注目してください。 
ほとんどの業者は工事費込みの価格を提示しており、「エコキュート本体価格」に「標準工事(基本工事)」といった工事費をプラスした表記になっています。 
しかし、飛びぬけて価格が安い場合は、工事費込みの価格になっておらず、エコキュート本体の価格だけになっているかもしれません。併せて税込価格かどうかもチェックしておきましょう。 
ただ価格が一番安いからと選ぶのではなく、その価格が安い理由もしっかり確認しましょう。

ポイント②:どこまでが標準工事に含まれているのか

工事費込みの価格が示されていればひとまず安心ですが、さらに標準工事(基本工事)の範囲も確認しましょう。 
全ての工事費込みと思えるような書き方がされていても、実際にそうとは限りません。 
業者が自宅に訪れ、いざ工事する段階になってから追加費用が発生する旨を告げてきた……といったケースは実際にあるトラブルです。

既に業者が来ており、エコキュートも注文している…といった段階では断りづらくなります。 
しかし、そのまま工事を続行してしまえば、相場よりも高い費用を支払わされてしまうかもしれません。 
このようなトラブルを避けるためにも、標準工事に何が含まれているのかを把握することが大切です。 
現地で見積もりを取ってもらうことで、お互いの認識を合わせ、追加工事の要不要を確認できます。 
業者によっては直接訪問ではなく、テレビ電話や必要箇所の写真撮影での見積もりに対応しているところもあるので、時間がない方は利用してみるのも手です。

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ポイント③:脚部カバーとリモコンの料金が含まれているか

脚部カバーとリモコンのような別売りの付属品(オプション)は、意外に抜け落ちやすい部分です。 
エコキュートの本体価格が、相場よりかなり安いというときは、オプションが抜けていないか確認しましょう。 
後から追加すれば、別途料金が発生することになります。

とくにリモコンは、エコキュートを使用するにあたって重要な設備です。 
「Wi-Fi対応」「音声ガイド搭載」など、リモコンにもグレードがあるので、自分の希望に合うものなのか確認しておくと失敗がありません。 
一方、脚部カバーに関しては、必須というわけではありませんが、あると便利です。 
脚部カバーを用いれば、配管の接続部分が覆えます。 
外観がすっきりとして良くなる他、落ち葉やゴミ、小動物が入り込むことを防ぐといった衛生的な効果も見込めます。

ポイント④:交換ならば追加費用も見積もりを出してくれるか

エコキュートの交換に関しては、既存の設備をどれくらいに流用できるかによって、工事費用が上下します。 
例えば、基礎工事で施された「現場打ち」は、流用しやすい部分です。 
そのまま使えるのであれば、基本的に追加費用は発生しないでしょう。

しかし、メーカー・機種が大きく変わる場合は、基礎工事を再度おこなうことがあります。また、経年劣化が激しい場合も、配管も使い回しができません。 
そのため、住居によっては意外なところで追加工事が必要になり、費用がかさむこともあるのです。 
交換の費用は安くなりやすいですが後悔しないよう、追加費用もしっかり見積もりを出してくれる信頼できる業者を選んでください。

ポイント⑤:10年保証がついているか

業者によっては、独自の保証制度を設けているところもあります。 
保証制度がついているのであれば、年数をよく見ておきましょう。 
エコキュートの寿命は10~15年といわれており、10年経った頃から劣化による故障が見られます。 
1~3年程度の保証では、初期不良は対応できても、そのような事態に対応できなくなります。 
少なくとも10年保証がついている業者が良いといえるでしょう。

なお、同じ10年保証でも、保証内容には違いがあります。 
修理費が無料でも、出張費や部品代などは別途請求する業者や、1回目の修理は無料でも、2回目以降は修理費がかかるといった業者も存在します。 
365日は対応していないという業者もあるでしょう。 
長く安心してエコキュートを使い続けるためにも、保証内容がしっかりした業者を見極めることが大切です。

急湯デポでは設置後10年間は無料で修理に対応する「10年延長保証」を当社負担でご加入いただけます。買い替え・交換をご検討の方はお気軽にご相談ください

関連エコキュートの10年保証は必要?延長保証・内容についても解説!

ポイント⑥:家族人数が変わっているならタンク容量の見直し

家族が増えたり、子供が自立して家を出たりと、家族人数に変化があった場合はタンク容量の見直しをおこなうと良いでしょう。 
家族が増えた場合は、タンク容量も適した大きさに変えないと、沸き上げ回数が増えて電気代が上がってしまう可能性があります。 
家族人数が減っているのに大きなタンク容量を選んでしまえば、その分購入時のコストが増加してしまいます。 
家族人数に応じたタンク容量の目安はエコキュートのサイズ・タンク容量の選び方、口コミを徹底解説!に記載していますので、参考にしてみてください。

ポイント⑦:設置場所に十分スペースがあるか

エコキュートの設置には、十分なスペースが必要です。 
以前エコキュートを設置したときにはスペースがあっても、倉庫を設置したりリフォームしたり等、住環境に変化があるかもしれません。 
似たタイプのエコキュートでも、サイズはメーカーや機種によって若干異なります。 
エコキュート交換の際も、新設時と同様に、エコキュートが設置可能か確認しておきましょう。

エコキュートを選ぶときのポイント

エコキュート選びのポイントは、外せない条件から絞り込んでいくことです。
例えば、貯湯タンク容量や設置場所等、大きな条件から絞り込むとスムーズです。
家族人数によって適した貯湯タンク容量が変わるので、370Lや460L、550L等から家庭にあったものを選びます。
貯湯タンク容量が決まれば室外機のサイズが分かるので、設置予定の場所を測れば、設置可能かある程度分かります。
設置できない場合は薄型のエコキュートを選んだり、他に設置できる場所がないか業者に相談したりすれば、自分たちに合った機種を絞り込めます。
後は、ご家族の水圧の好みや欲しい機能、予算等を考慮して選んでみてください。

参考 【2024年】エコキュートはおすすめしない?5大失敗例と後悔しない選び方について

まとめ

エコキュートの工事費込みの価格や、その内訳などについて詳しくご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。 
エコキュートの価格は、工事費込みで35~60万円程度が相場です。 
交換の場合は安くつきますが、新設にしても交換にしても、50万円程度の予算を組んでおくと良いでしょう。 
しかし、どのようなエコキュートを選ぶか、工事には何が必要かによって、費用は大きく変わります。 
また、半導体が不足しているため、相場よりエコキュート本体価格が高騰している可能性があります。 
不要なトラブルを避けるためにも、正確にどれくらいの価格なのか業者に確認するようにしましょう。 
急湯デポはエコキュートの交換を専門としています。買い替えや交換の際は、ぜひご相談ください。

この記事を書いたのは

施工管理部 大阪施工センター長

仲井 康朗

施工管理者 仲井 康朗 です。

給湯器工事に携わって10年。日々エコキュートの施工管理を行う傍ら、お客様にエコキュートの情報をお伝えする当ブログの監修もしています。

保有資格

  • 北海道 / ⻘森県 / 第二種電気工事士免状 第 164447号
  • 液化ガス設備士免状 大阪府 142762005【LPG】
  • ガス簡易内管施工士資格証 15990024【都市ガス】
  • ガス可とう管接続工事監督者講習修了証 27130129【都市ガス】県 / ⼭形県 / 島根県 / 沖縄県

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