【相場】エコキュートの工事費込みの価格は?5つの注意点も解説!

エコキュート
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施工管理部 大阪施工センター長(監修者)仲井 康朗

施工管理者 仲井 康朗 です。
給湯器工事に携わって10年。日々エコキュートの施工管理を行う傍ら、 お客様にエコキュートの情報をお伝えする当ブログの監修もしています。

保有資格
第二種電気工事士免状 第 164447号
液化ガス設備士免状 大阪府 142762005【LPG】
ガス簡易内管施工士資格証 15990024【都市ガス】
ガス可とう管接続工事監督者講習修了証 27130129【都市ガス】

エコキュートは環境に優しく、月々の光熱費が安くなるなどのメリットが多くあります。
そのため、導入したいと考える方も多いでしょう。
しかし、エコキュートは本体価格だけでなく様々な工事費用もかかるため、費用の計算が複雑です。
結局、工事費込みの価格はいくらなの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
今回は、エコキュートの工事費込み価格相場や、費用の内訳、購入時や交換時の注意点などについて詳しくお話しします。
なお、昨今では半導体不足の影響を受け、相場よりエコキュートの価格が高騰している可能性があります。
正確な価格は、業者に見積もりを依頼をしてみてください。

工事費込みの価格をチェックする

エコキュートの価格、工事費込み相場は?

エコキュートの価格は、工事費込みで35~60万円程度が相場です。
上下でギャップがあるのは、エコキュートの本体価格と工事内容が影響しています。
エコキュートは種類が豊富で、どのエコキュートを選ぶかで価格が大きく変わります。
また、お住まいによって必要な工事内容が変化し、工事費込みで安くなることも、高くなることもあるでしょう。
また、エコキュートを新設する場合と交換する場合でも差がでてきます。
交換は、以前使用していた設備を流用できることも多いため、工事費用が低くなる傾向があります。

エコキュートの価格に影響する3つの要素


  • 貯湯タンクの容量
  • 給湯タイプ
  • ハイグレード機種か否か

価格に影響する要素①:貯湯タンクの容量

エコキュートの価格を左右する代表的な要素が、貯湯タンクの容量です。
エコキュートは貯湯式で、沸かしたお湯を貯湯タンクに貯めて使います。
貯湯タンクの容量が大きければ、一度に沸かせる湯量は多くなり、お湯切れの心配は少なくなります。
そのため、貯湯タンクの容量が大きいエコキュートほど、価格は上昇するのです。

ただ、貯湯タンクの容量は、家族の人数に合わせて選ぶことが大切です。
あまり大きい貯湯タンクを選ぶと、必要以上に費用をかけたことになります。
また、目先の費用にとらわれて小さなエコキュートを選ぶと、日中や夜間にお湯切れを起こしてしまいます。
電気代が高い時間帯に沸き上げをおこなうことになり、せっかくエコキュートを導入したのにコストが上昇してしまった……という失敗につながるでしょう。
家族の人数に合わせた貯湯タンク容量と本体価格の相場は、下記を目安にしてください。

家族人数 タンク容量 本体価格相場
2~3人 300~320L程度 フルオートタイプ:18~33万円
3~5人 370L程度 フルオートタイプ:19~45万円
オートタイプ:17~26万円
4~7人 460L程度 フルオートタイプ:19~50万円
オートタイプ:18~30万円

価格に影響する要素➀:給湯タイプ

エコキュートは給湯タイプが分かれており、それぞれ価格帯が異なります。
主な給湯タイプは、「オートタイプ」「フルオートタイプ」「給湯専用」の3つです。
なお、給湯タイプによって工事内容も変わるため、工事費込みの価格も上下します。
エコキュートを新設する際は影響が大きいため、どの給湯タイプにするかしっかり吟味することが大切です。

オートタイプ

自動で「お湯張り」や「足し湯」が可能なタイプです。価格は全体の中間ほどで、購入しやすい価格帯といえます。

フルオートタイプ

オートタイプに加え、「保温」や「追い焚き」も自動でおこなってくれる給湯タイプです。充実機能を備えたハイクラスだけに価格は高めですが、利便性の高さから家庭用のエコキュートとしては最もニーズがあります。

給湯専用

「オート・フルオートタイプ」のような機能を除いた、シンプルな給湯タイプです。お湯張りや足し湯などを手動でおこなう必要はありますが、価格は最もリーズナブルです。

交換の際は、同じ給湯タイプを選ぶと良いでしょう。
給湯タイプが同じであれば、設備を大きく変更する必要がないため、工事費用を安く抑えられます。
逆に、オートタイプからフルオートタイプなど、異なる給湯タイプに交換する際には追加費用が発生することに注意しましょう。
業者にもその旨を伝えて、見積もりを貰うとスムーズです。

価格に影響する要素③:ハイグレード機種か否か

メーカーが販売しているエコキュートには、「ハイグレード機種」が存在します。
三菱の「Pシリーズ」や、コロナの「プレミアムエコキュート」などです。
ハイグレード機種は、省エネ性能が高められていたり、入浴を快適にしてくれる機能がついていたりするため、相応に価格が上昇します。
また、寒冷地用・井戸水対応型のエコキュートも価格が高くなる傾向にあります。

その一方で、メーカーによってはシンプルな機能のみを搭載したシリーズの取り扱いもあります。
例えば三菱ならば「Aシリーズ」、コロナならば「エコキュートライト」などです。
予算や必要性に応じた最適な機種を選ぶことで、満足度を高めることも、工事費込みの価格を抑えることもできるでしょう。

ただ、ハイグレード機種を選ぶ際には、注意すべきことがあります。
ハイグレード機種は、業者の取り扱いが少ないということです。
価格の高さから、在庫として抱えてしまうリスクがあるため、業者でも常に取り扱いがあるわけではありません。
取り寄せになることが多く、割高になってしまったり、納品に時間がかかってしまったりするケースもあるのです。
多機能なハイグレード機種をお求めの際は、取り寄せになるのか、追加で費用がかからないか、納品の時期に影響があるかなど、詳しく確認するようにしましょう。

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エコキュート工事にかかる費用の内訳と相場

基礎工事・水道工事の費用相場について

基礎工事とは、エコキュートを安全に設置するための工事です。
鉄筋やコンクリートで組み上げる「現場打ち(土間打ち)」や、モルタルや専用コンクリートブロックを用いる「エコベース」などがあり、設置場所や地盤に合わせて選ぶことになります。
基礎工事の費用相場は2~4万円程度で、あらかじめ作られたコンクリート製のブロックを使用できる「エコベース」の方がリーズナブルです。

水道工事は基礎工事の次に行われるもので、主に水を通す配管を設置する工程になります。
排水管といっても給水給湯管、追い焚き配管、エコキュートドレンの配管などがあり、それぞれの工事費用は2~5万円程度が相場です。
また、これまで使用していた給湯器がある場合は、その撤去に5,000~1万円程度、設置したエコキュートの試運転(説明込み)に35,000~5万円程度がかかるでしょう。

なお、水道工事は止水栓を閉じて断水状態で行うことがほとんどのため、工事は生活リズムに配慮した時間を指定することが大切です。

電気工事の費用相場

電気工事の費用相場は、依頼する業者やお住まいの配線状況によって差が生じます。

例えば「電気配線工事」と「ブレーカーの取り付け」のみであれば、25,000~5万円程度で終了するケースも珍しくありません。
しかし、エコキュートを新設する場合には「分電盤の交換」や「幹線の張り替え」、「電力会社申請」などが必要になることもあります。
その際、分電盤の交換は35,000~6万円程度、幹線張り替え工事は28,000~4万円程度、電力会社への申請を代行してもらう場合には2~4万円程度の費用がかかります。

また、同じ電気配線工事でも、エコキュート本体とブレーカーが離れている場合は、追加で費用が発生するケースもあるでしょう。
エコキュート設置・交換に伴う工事費用の中でも、電気工事周りはとくにわかりづらいため、業者に細かな見積もりを出してもらいましょう。

住居によってかかる追加工事の相場

エコキュートの価格が「工事費込みで〇円」と提示されていても、家庭によっては追加工事が発生することに注意しましょう。

例えば、古い給湯器を処分してもらう場合は処分費が必要で、相場としては1万円程度となります。
また、エコキュートの設置場所から2メートル以内にオイルタンクがあれば、オイルタンクの移設が必要になります。
相場としては、1~2万円程度です。
給湯タイプを変更した場合も、浴槽循環器取り付け工事として1~15,000円程度かかるでしょう。
他にも、搬入困難な場所にエコキュートを設置する際には、ユニック車を使用するため、特殊運搬料が発生します。

このように、住居によっては追加工事費用がかかります。詳しい状況を伝え、正確な見積もりをもらうようにしましょう。

エコキュート交換工事でかかる費用の相場

エコキュートを新設する際は、必要な工事が多くなるため、出費もかさみがちです。
高ければ、工事費だけで数十万円……という家庭もあるでしょう。
しかし交換工事は、以前使用していた設備をいくつか流用できるため、費用が下がります。

一つの相場ではありますが、エコキュートの交換工事だけならば、9~17万円程度(工事のみ)が相場です。
最低限の作業で済めば9万円程度、古い配管の交換や、浴槽循環器取り付け工事などが必要になれば17万円程度といった費用感です。

新設よりも費用を抑えられますが、工事費を過度に安く掲載している業者には注意しましょう。
雑な工事をおこなわれたり、追加工事が必要といわれて相場以上の費用を取られたりといったトラブルが考えられます。

エコキュート本体と付属品の費用相場

エコキュートを導入・交換する方に気をつけていただきたいのが、付属品の費用についてです。
本体・工事費込みの価格であっても、脚部カバーとリモコンは別途費用が発生するケースもあります。
実際に、メーカーや各販売店の価格を見ると、エコキュート本体と付属品を分けて記載していることは珍しくありません。
脚部カバーは3,000~14,000円程度、リモコンは1~5万円程度が相場です。
安いと思って申し込んだら、脚部カバーやリモコンが付属していなかった……とならないよう、付属品の有無を確認しましょう。

yhs(株)では、お客様にわかりやすいよう、付属品を含めた工事費込みの価格を記載しております。
※付属品と本体を分けて購入・交換はできかねますので、ご了承ください。

エコキュートの工事費込み価格はどの程度を想定すると良い?

エコキュートの本体価格は、20~50万円ほどが相場です。
基礎工事から電気工事までを含めた標準工事は10~20万円ほど、追加工事は4~6万円ほどが相場となります。

これらを踏まえると、工事費込みで50万円程度を想定しておくと良いでしょう。
もちろん、選んだエコキュートや工事内容によって、50万円から安くなることも高くなることもあります。
とくに新設の際は追加工事が発生しやすく、工事費がかさみがちです。
安いエコキュートを選ぶ場合でも、業者に細かな見積もりを出してもらい、全体の費用をしっかり把握するようにしましょう。

交換の場合は安くなりますが、「これを機に多機能な機種にしたい」、「給湯専用タイプからフルオートタイプに切り替えたい」といった方もいらっしゃるでしょう。
多機能な機種やフルオートタイプはやや高く、切り替えに追加工事が必要なこともあります。
また、貯湯タンクの容量を大きくすると、搬入が困難になり、特殊運搬料が必要になることもあります。
「工事費が安くなった分、エコキュートは良い機種を選ぼう」と考えるのであれば、その際も50万円程度を想定しておくのがお勧めです。

相場価格より安くエコキュートを設置する方法はある?

少しでも安くエコキュートを導入したいと考えているのならば、3つのポイントを掴んでおきましょう。

1つ目のポイントは、複数の業者に見積もりを依頼することです。
相見積もりをおこなえば、業者を比較して、安い業者を見つけられます。
「A社よりB社の方が基礎工事費は安い。でもトータルではC社が……」といった比較ができるのは、複数の業者の見積もりをもらってこそです。
一社に絞って見積もりを取ってしまうと、情報が一社に限られ、本当に価格が安いのか判断しづらくなってしまいます。

2つ目は、自治体が実施しているエコキュートの設置補助金を利用することです。
住んでいる市区町村によっては、エコキュートの導入時に、補助金を支給してくれるケースがあります。
ただし、補助金を受けるにあたって機種や業者があらかじめ指定されていたり、回数に制限があったりと独自のルールが設けられているので、工事前に確認してください。

3つ目は、自社施工をおこなっている業者を選ぶことです。
中間業者や下請け会社を挟むことでマージンが発生し、最終的に支払う料金が上がっていきます。
また、下請け会社は工事費が安いため、雑な工事をおこなうといったトラブルになることがあります。
自社施工している販売店を探すことで、相場価格よりも安い費用になるだけでなく、トラブルが生じた際にも安心できそうです。

エコキュートの工事を申し込む前に!確認したい5つの注意点


  • 工事費込みの価格になっているか
  • 標準工事(基本工事)の範囲はどうか
  • 脚部カバーとリモコン等の料金が含まれているか
  • 追加費用はかかるのかどうか
  • 10年保証がついているか

ポイント①:工事費込みの価格になっているか

業者によっては魅力的な価格を提示してくれますが、申し込む前に内訳に注目してください。
ほとんどの業者は工事費込みの価格を提示しており、「エコキュート本体価格」に「標準工事(基本工事)」といった工事費をプラスした表記になっています。
しかし、飛びぬけて価格が安い場合は、工事費込みの価格になっておらず、エコキュート本体の価格だけになっているかもしれません。併せて税込価格かどうかもチェックしておきましょう。
ただ価格が一番安いからと選ぶのではなく、その価格が安い理由もしっかり確認しましょう。

ポイント②:どこまでが標準工事に含まれているのか

工事費込みの価格が示されていればひとまず安心ですが、さらに標準工事(基本工事)の範囲も確認しましょう。
全ての工事費込みと思えるような書き方がされていても、実際にそうとは限りません。
業者が自宅に訪れ、いざ工事する段階になってから追加費用が発生する旨を告げてきた……といったケースは実際にあるトラブルです。

既に業者が来ており、エコキュートも注文している…といった段階では断りづらくなります。
しかし、そのまま工事を続行してしまえば、相場よりも高い費用支払わされてしまうかもしれません。
このようなトラブルを避けるためにも、標準工事に何が含まれているのかを把握することが大切です。
現地で見積もりを取ってもらうことで、お互いの認識を合わせ、追加工事の要不要を確認できます。
業者によっては直接訪問ではなく、テレビ電話や必要箇所の写真撮影での見積もりに対応しているところもあるので、時間がない方は利用してみるのも手です。

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ポイント③:脚部カバーとリモコンの料金が含まれているか

脚部カバーとリモコンのような別売りの付属品(オプション)は、意外に抜け落ちやすい部分です。
エコキュートの本体価格が、相場よりかなり安いというときは、オプションが抜けていないか確認しましょう。
後から追加すれば、別途料金が発生することになります。

とくにリモコンは、エコキュートを使用するにあたって重要な設備です。
「カラー画面を採用」「音声ガイド搭載」など、リモコンにもグレードがあるので、自分の希望に合うものなのか確認しておくと失敗がありません。
一方、脚部カバーに関しては、必須というわけではありませんが、あると便利です。
脚部カバーを用いれば、配管の接続部分が覆えます。
外観がすっきりとして良くなる他、落ち葉やゴミ、小動物が入り込むことを防ぐといった衛生的な効果も見込めます。

ポイント④:交換ならば追加費用も見積もりを出してくれるか

エコキュートの交換に関しては、既存の設備をどれくらいに流用できるかによって、工事費用が上下します。
例えば、基礎工事で施された「現場打ち」は、流用しやすい部分です。
そのまま使えるのであれば、基本的に追加費用は発生しないでしょう。

しかし、メーカー・機種が大きく変わる場合は、基礎工事を再度おこなうことがあります。また、経年劣化が激しい場合も、配管も使い回しができません。
そのため、住居によっては意外なところで追加工事が必要になり、費用がかさむこともあるのです。
交換の費用は安くなりやすいですが後悔しないよう、追加費用もしっかり見積もりを出してくれる信頼できる業者を選んでください。

ポイント⑤:10年保証がついているか

業者によっては、独自の保証制度を設けているところもあります。
保証制度がついているのであれば、年数をよく見ておきましょう。
エコキュートの寿命は10~15年といわれており、10年経った頃から劣化による故障が見られます。
1~3年程度の保証では、初期不良は対応できても、そのような事態に対応できなくなります。
少なくとも10年保証がついている業者が良いといえるでしょう。

なお、同じ10年保証でも、保証内容には違いがあります。
修理費が無料でも、出張費や部品代などは別途請求する業者や、1回目の修理は無料でも、2回目以降は修理費がかかるといった業者も存在します。
365日は対応していないという業者もあるでしょう。
長く安心してエコキュートを使い続けるためにも、保証内容がしっかりした業者を見極めることが大切です。

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まとめ

エコキュートの工事費込みの価格や、その内訳などについて詳しくご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
エコキュートの価格は、工事費込みで35~60万円程度が相場です。
交換の場合は安くつきますが、新設にしても交換にしても、50万円程度の予算を組んでおくと良いでしょう。
しかし、どのようなエコキュートを選ぶか、工事には何が必要かによって、費用は大きく変わります。
また、半導体が不足しているため、相場よりエコキュート本体価格が高騰している可能性があります。
不要なトラブルを避けるためにも、正確にどれくらいの価格なのか業者に確認するようにしましょう。
yhs(株)はエコキュートの交換を専門としています。買い替えや交換の際は、ぜひご相談ください。

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