大分県別府市でダイキン「EQN37YV」を設置~宅内を通ってタンクを搬出入&電気温水器をEQに交換~<エコキュート交換工事例>

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、大分県別府市にお住まいのH様邸で行った交換工事の様子。搬入経路を確保するため宅内を通ってタンクの搬出入を行い、経年約18年の電気温水器を給湯専用タイプのエコキュートに交換しました。

<交換工事概要>

【交換前設置(電気温水器)】

メーカー:パナソニック(ナショナル)

システム型式:DH-37G2ZU

リモコン型式:DH-RBE2M

製品タイプ:角型 > 給湯専用 > 標準圧 > 370


【交換後EQ】

メーカー:ダイキン

システム型式:EQN37YV

貯湯ユニット型式:TUN37YV

ヒートポンプユニット型式:RQW45YV

リモコン型式:BRC083G31

製品タイプ:角型 > 給湯専用 > 標準圧 > 370

目次

宅内を通って経年約18年の電気温水器を給湯専用EQに交換

今回交換工事に訪れたのは、大分県別府市。九州東北部にある大分県のほぼ中央に位置する瀬戸内海沿岸のエリアです。日本有数の湯湧量を誇る温泉地であり、人気の観光地としても知られています。交換工事のご依頼を頂いたH様のご自宅は、閑静な住宅街に建つ大きな一軒家。通りに面した駐車スペースから門を入ったところに玄関があります。

正面の通路を通って家屋脇から裏へまわると、外壁とブロック塀に挟まれた細い通路の奥に勝手口の扉があり、その奥に電気温水器が設置されていました。

搬入経路を確認すると裏の通路途中にある出窓の場所がタンク幅より狭くなっているため、この経路からタンクの搬出入を行うことはできません。

そのため今回は玄関から宅内を通り、キッチンにある勝手口からタンクを運び入れることになりました。

既設のエコキュートは、パナソニックの「DH-37G2ZU」。2006年製の給湯専用タイプの電気温水器です。電気温水器の寿命を超えてかなり長く稼働していましたが、故障してお湯が出なくなってしまったため新しくエコキュートに交換します。電気温水器からエコキュートへ交換することで、電気代の大幅カットが期待できます。

ダイキン「EQN37YV」を設置

まずはタンクの水抜きなど下処理を行って、電気温水器を搬出する準備を整えます。既設タンクの幅が玄関の横幅より大きいため、タンクは解体してからを運び出します。運び出せたら基礎や配管に問題がないかどうか確認し、新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

続いてエコキュートの搬入を行います。電気温水器からエコキュートに交換するにあたり新たにヒートポンプが加わるため設置場所の確保が必要です。今回はタンクのすぐ横にヒートポンプを設置して、それぞれに配管や配線を繋ぎ合わせました。

最後にアース工事で漏電対策を行って、試運転で問題なく稼働することが確認できれば施行完了です。

新たに設置したのは、ダイキン「EQN37YV」。シンプルな機能が魅力の給湯専用タイプです。「無線LAN対応リモコン」を備え、スマホからリモコンを遠隔操作できる専用アプリ「Daikin Smart APP」にも対応した機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。

【製品寸法】

1825mm × 幅630mm × 奥行き730mm

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