設置動画

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高さ80センチメートルの塀を乗り越えてタンクを搬出入

今回交換工事に訪れたのは、和歌山県有田市（ありだし）。県の中部に位置する市で、温暖な気候を活かしたみかん栽培や沿岸漁業が盛んなことで知られています。交換工事のご依頼を頂いたA様のご自宅は、海岸エリアの住宅地に立つ一軒家。エコキュートは隣家との間の通路に、家屋に沿って設置されているブロック塀と家屋の間に設置されています。

設置場所の通路は狭く、既設のタンクがギリギリに収まっています。さらに通路の入口付近には室外機が設置されていて搬入経路の確保ができないため、今回は目の前の路地から高さ約80センチメートルあるブロック塀の上までタンクを持ち上げ、塀を乗り越える形でタンクの搬出入を行います。

既設のエコキュートは、パナソニックの「HE-WU46CQS」。2009年頃に発売された薄型・フルオートタイプのエコキュートです。突然お湯が出なくなってしまったというご連絡があり、当日すぐに駆けつけました。使用して15年が経っていることからエコキュートの寿命も考慮して新しいエコキュートに交換します。

パナソニック「HE-SU46LQS」を設置

まずはタンクの水抜きなど下処理を行って、既設のエコキュートを搬出します。

準備ができたらタンクを持ち上げ、 横向きに寝かせるようにして抱えながらブロック塀の上から敷地の外に運び出します。

ヒートポンプも搬出したら、基礎や配管に問題がないかどうか確認し新しいタンクの脚位置に合わせてアンカーボルトを打ち込みます。

続いて新しいエコキュートを搬入します。ブロック塀の上に養生マットを敷き、タンクを塀の上まで持ち上げてからバランスを確認しつつ慎重に運び入れます。

新しいタンクとヒートポンプの設置が出来たら、それぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

最後に漏電対策のためのアース工事と行い、試運転で問題なく稼働することが確認できれば施行完了です。

新たに設置したのは、パナソニックの「HE-SU46LQS」。パワフルな高圧シャワーが人気の「ウルトラ高圧」やセンサーが人を検知してからお湯をあたためてむだな追い焚きを省いた「AIエコナビ」など、便利で省エネ性の高い機能が多数備わった角型・フルオートタイプのエコキュートです。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。