大分県臼杵市で三菱「SRT-S376」を設置~配管を増設してフルオートのEQに交換~<エコキュート交換工事例>

エコキュート交換工事の様子や、それにまつわるトラブル事例を紹介するこのコーナー。今回紹介するのは、大分県臼杵市にお住まいのH様邸で行った交換工事の様子。追い焚き機能を追加するため、ふろ配管の増設工事を行ってセミオートからフルオートタイプのエコキュートに交換した例です。
【交換前設置EQ】
メーカー:三菱
システム型式:SRT-HP46C4
貯湯ユニット型式:SRT-HPT46C4
ヒートポンプユニット型式:SRT-HPU60A4
リモコン型式:RMC-KD3/RMC-BD3
製品タイプ:角型 > セミオート > 標準圧 > 460
【交換後EQ】
メーカー:三菱
システム型式:SRT-S376
貯湯ユニット型式:SRT-ST376
ヒートポンプユニット型式:SRT-MU416-S
リモコン型式:RMCB-F6SE-T
製品タイプ:角型 > フルオート > 標準圧 > 370
ふろ配管を追加してフルオートのEQに交換

今回交換工事に訪れたのは、大分県臼杵市(うすきし)。県東南部の海岸沿いに位置する市で温暖な気候が特徴のエリアですが、南部に向かって標高が高くなるため市内の海側と山側で気候区分が異なります。交換工事のご依頼を頂いたH様のご自宅は、広い敷地内に建つ大きな一軒家。

エコキュートは家屋の裏側に設置されていました。

既設のエコキュートは、三菱の「SRT-HP46C4」。2009年に発売された角型・セミオートタイプのエコキュートです。約15年間使用されましたが故障したのを機に「追い焚きができるタイプに交換したい」というご希望があり、今回はフルオートタイプのエコキュートに交換します。

セミオートからフルオートに交換するにあたり、ふろ配管を追加する工事を行います。追い焚き時に浴槽からタンクにお湯を戻す配管が必要になるためです。

セミオートのときには1本だったふろ配管を2本に増設し、浴槽から外のタンクにつなぎます。
当社ではセミオートからフルオートのエコキュートに交換する工事を数多く行っています。施工例の一部やセミオートとフルオートの違いについてもわかりやすく解説した記事もあるのでぜひチェックしてください。
三菱「SRT-S376」を設置

ふろ配管の増設工事を終えたら、まずはタンクの水抜きなど下処理を行って既設のエコキュートを運び出します。基礎や配管に問題がないかを確認して、きれいに整えたら新しいタンクの脚位置にアンカーボルトを打ち込みます。

続いて新しいエコキュートを運び入れ、タンクとヒートポンプのそれぞれに配管や配線を繋ぎ合わせます。

最後に漏電対策のためのアース工事を行い、試運転で問題なく稼働することが確認できれば施行完了です。

新たに設置したのは、三菱「SRT-S376」。角型・フルオートタイプのエコキュートで、栓を抜くと同時にふろ配管の自動洗浄を始める「バブルおそうじ」など便利な機能を多数備えた三菱Sシリーズで、当社でも注文が多い人気機種です。ご検討の際は、下記の寸法を参考にぜひお気軽にお問い合わせください。
1820mm × 幅630mm × 奥行き760mm