電気温水器からエコキュートに変えて失敗?電気代・費用の違いを比較!

この記事の監修者

施工管理部 大阪施工センター長

仲井 康朗

エコキュート工事の施工管理歴10年。

現場経験の知識を活かし、当ブログの記事監修を担当。

保有資格を見る

  • 第二種電気工事士
  • 液化ガス設備士(LPG)
  • ガス簡易内管施工士
  • ガス可とう管接続工事監督者

引っ越しや給湯器交換といったタイミングで、電気温水器かエコキュートのどちらにするか、悩む方もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、

  • 電気代のランニングコストを安くしたい方
  • 省エネ性を重視する方
  • オール電化用の電気料金プランを使用する方

以上の方はエコキュートがおすすめです。エコキュートは電気代を電気温水器の1/3程度に抑えられ、節約が期待できます。
また、エコキュートは二酸化炭素を冷媒に使う、環境負荷にも配慮した給湯器で、導入時に国や地方自治体の補助金を使えることもあります。

電気温水器とエコキュートの違いや、検討する際に知っておきたいそれぞれのメリット・デメリット、さらに導入費用や電気代などについて詳しくお話しします。

当社取扱のエコキュートはこちら

電気温水器とエコキュート。大きな違いは「お湯を沸かす方法」

エコキュートと、一般的な電気温水器の最も大きな違いは、お湯を沸かす方法にあります。

エコキュートは、ヒートポンプという仕組みを用いています。気体は圧縮すると熱を持つ性質があり、中でも二酸化炭素(CO2)は高温を生み出すのに適した自然冷媒です。ヒートポンプは、そんな二酸化炭素(CO2)で大気中の熱を取り込み、さらにコンプレッサーで圧縮して熱を生み出す仕組みになっています。

電気の力だけでなく自然の力も利用するため、エコかつ効率的にお湯が沸かせるのがエコキュートの特徴です。

一方、電気温水器は、電気の力のみを用いてお湯を沸かします。
お茶を飲むときに使用する「家庭用電気ポット」や「電気ケトル」を想像すると分かりやすいかもしれません。内部に取り付けられた電気ヒーターを用いて、水をお湯にしていきます。

電気温水器はシンプルな仕組みになっていますが、エコキュートは複雑な構造によって効率的にお湯を沸かしているのです。

電気温水器とはどのようなもの?特徴・メリット・デメリット

電気温水器のタイプは、2種類あります。

1つ目は、瞬間的にお湯を沸かす「瞬間式」と呼ばれるタイプです。ガス給湯器と同じく、蛇口をひねった際に供給される水を、瞬間的に温める方式です。
ガス給湯器との違いは、燃料がガスなのか電気なのかといった部分で、使い勝手に大きな差は感じられないでしょう。

2つ目は、沸かしたお湯をタンクに貯める「貯湯式」と呼ばれるタイプです。タンクに電気ヒーターが内蔵されており、電気を使って温めていきます。実際に浴室やキッチンでお湯を使う際には、そのタンク内に貯めたお湯から使うことになるでしょう。

いずれのタイプも、電気の力でお湯を沸かすところは共通しており、本体の作りとしては非常にシンプルです。

電気温水器の設置場所

電気温水器の設置場所は、基本的に屋外です。しかし、機種によっては、浴室のような屋内に設置できるタイプもあります。

いずれにしても、タンクが必須な貯湯式の電気温水器は、専用スペースの確保が必要です。設置機器は1つのため、広い面積を必要としませんが、設置場所にもさまざまな条件があります。空間さえあればどこでも大丈夫といったわけではないので、注意してください。

また、状況によっては住宅の補強作業が必要になることもあるでしょう。
瞬間式の電気温水器ならば、ガス給湯器と同じくコンパクトで、屋外の空きスペースを利用できることから、設置場所が問題になることはなさそうです。

電気温水器のメリット

  • 安全性が高い
  • コスパが良い
  • 災害時に水が確保できる
  • 省スペースで設置できる

安全性が高い

電気温水器は、電気の力でヒーターを動かし、お湯を沸かす仕組みです。そのため、安全性が高いのがメリットだと言えるでしょう。ガス給湯器のように火を使うことがなく、火災に伴うリスクを減らせます。

また、ガスを燃やさないため、不完全燃焼を起こした際に心配な、一酸化炭素中毒のリスクを避けることも可能です。
ガスを使っていないため、当然ガス漏れの心配もありません。
とくに高齢者がいる家庭では、安全性の高さが大きなメリットになりそうです。

コスパが良い

ガス給湯器は、燃料を燃やすことから、10年程度で寿命を迎えると言われています。日本ガス石油機器工業会が定めた「設計上の標準使用期間」でも、安全に使用できる期間は10年とされているのです。10年以上経っているのであれば、交換を考えなければなりません。

その点、電気温水器は15年程度使えることも珍しくなく、コストパフォーマンスに優れています。また、以前はガスの方が安価でしたが、電気の単価も安くなりつつあります。電力自由化で、家庭に合ったプランを選べるようになった影響もあり、ランニングコストの面でも電気温水器は優れていると言えるでしょう。

また、貯湯式の電気温水器であれば、夜間の電気料金が安い時間帯を利用して、沸き上げをおこなうことも可能です。それにより、光熱費が節約できるでしょう。

災害時に水が確保できる

貯湯式の電気温水器であれば、非常時にも役立ちます。機種にもよりますが、万が一断水が起こったとしても、貯湯タンク内の水を使用できるためです。
貯湯タンクの容量次第では、数百リットルの水を確保できるといった点は、災害時の安心につながります。

ただし、貯湯タンクに貯めた水やお湯は、衛生の観点から飲水には使用不可なことが多いでしょう。
災害時に慌てないように、水の取り出し方については、あらかじめメーカーホームページや取扱説明書をチェックしてください。

省スペースで設置できる

瞬間的にお湯を沸かす瞬間式の電気温水器であれば、ガス給湯器と同じ大きさです。屋外に省スペースで設置できるため、わざわざ広いスペースを確保する必要はありません。
また、お湯を貯めて使う貯湯式の電気温水器も、近年ではコンパクトな製品が登場しています。そのため、設置するスペースの確保は難しくないようです。
マンションでも取り付けられるような、薄型タイプの電気温水器もあります。

ただし、設置するにあたって条件があるため、購入前には必ず取り扱い業者に確認してください。

電気温水器のデメリット

  • 湯切れすることがある
  • 水圧が低くなる

湯切れすることがある

貯湯式の電気温水器だと、湯切れの心配があります。電気代が安い夜間で一気に沸き上げ、日中に使用といった使い方が多いためです。

想定よりも多くのお湯を使ってしまうと 、必要なときに使えなくなる事態が発生するでしょう。
例えば、家族複数人がシャワーをいつもより長く浴びてしまうと、最後の人はお湯が足りなくなります。追加で沸き上げも可能ではあるものの、回数が多くなれば電気代がかさんでしまうでしょう。

また、電気温水器によっては、普段の使用湯量を学習する節約機能が搭載されたタイプもあります。来客予定がある際には変更しておかないと、家族分のお湯しかなく、急遽沸き上げをしなくてはいけないこともあるでしょう。そのような事柄から、家族の生活習慣や来客の頻度によっては、電気温水器を使用しているメリットを感じられないこともあるかもしれません。

水圧が低くなる

蛇口をひねると勢いよく水が飛び出す家庭でも、貯湯式の電気温水器を使うと水圧が低くなることがあります。貯湯式の電気温水器は、水道水の水圧を下げた後、貯湯タンクに貯めることが多いためです。
水圧で汚れを落としたいときや、強めのシャワーに当たりたいときには、水圧の弱さに物足りなさを感じそうです。

一方、瞬間式であれば、水道の水圧をほとんどそのまま利用できます。ただし、タンクにお湯を貯められず、都度電気で水を温めることになるため、電気代の節約にはあまりなりません。

エコキュートとはどのようなもの?

エコキュートはカテゴリーで示すと、電気給湯器の一種になります。電気給湯器というカテゴリーの中で、電気温水器とエコキュートがわかれているイメージです。

自然冷媒である二酸化炭素とヒートポンプ技術を利用してお湯を沸かす電気給湯器のみがエコキュートと呼ばれており、「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」が正式な名称です。ヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットで構成されており、基本的には貯湯式で、瞬間式はありません。

2001年にコロナから発売され、以降パナソニックや三菱などの大手も参入しています。発売当初は「エコに給湯できる」、「電気代を節約できる」といったシンプルな目的で作られたエコキュートが多くありました。しかし現在では、快適に入浴できる機能を備えたエコキュートが、さまざまなメーカーから発売されています。

エコキュートの各メーカーにつきましてはエコキュート人気6メーカーを比較、特徴や口コミ、お勧め商品‧価格まで解説をチェックしてみてください。

エコキュートの設置場所

エコキュートは電気温水器と違い、「ヒートポンプユニット」と「貯湯タンクユニット」の2つを設置する必要があります。
いずれも、基本的には屋外に設置することになるでしょう。貯湯タンクであれば、場合によっては屋内に置くことも可能です。

しかしヒートポンプユニットは、万が一冷媒の二酸化炭素が漏れた場合は、酸欠のおそれがあります。
また、外気を効率的に取り入れるためにも、屋外に設置することが求められます。両方屋外に置く際、設置スペースが不足している場合は、薄型タイプのものを選ぶといった工夫が必要になるでしょう。電気温水器は1つだけですから、エコキュートの方がよりスペースを要することになります。

エコキュートのメリット

  • 電気代が安くなる
  • 環境に優しく省エネ
  • 非常時には貯湯タンクの水を飲料水として利用できる
  • AIやIoTも活用できる

電気代が安くなる

エコキュートは、貯湯式の電気給湯器です。そのため、貯湯式の電気温水器と同様、電気代が安い時間帯を利用して一気に沸き上げ、それを翌日使用することが可能です。

ただ、自然冷媒も利用できるエコキュートは、電気温水器よりも電気代を安くできるでしょう。
電気温水器と比べ、エコキュートの電気代は1/4程度です。仮に電気温水器が月々4,000円程度だとすると、エコキュートならば月々1,000円程度に抑えられるでしょう。 同じ電気給湯器に思えたとしても、電気温水器よりエコキュートの方が光熱費を大幅に節約できます。

電気代につきましては【76%減!?】エコキュートの電気代は高い?電気代を節約する8つのポイントを紹介にて詳しく解説していますのでチェックしてみてください。

環境に優しく省エネ

エコキュートは、電気温水器よりも電気使用量を抑えられます。

電気を使用することは、火力発電であれば石炭や石油などをより燃やすこととイコールです。資源を消費し、二酸化炭素を増やしてしまうという環境問題があります。
しかし、エコキュートは大気の熱を利用できるため、給湯にかかる電気量は最低限で済みます。さらに、お湯を沸かすにあたって二酸化炭素も排出しないため、地球環境に優しい仕組みです。エコキュートはただ光熱費を抑えるだけでなく、地球にも優しい製品になっています。

非常時には貯湯タンクの水を飲料水として利用できる

エコキュートは貯湯式のため、非常時に貯湯タンク内の水を利用できます。貯湯式の電気温水器と同様のメリットだと言えます。断水が起こった際でも、簡単な操作によって、非常用水や生活用水として使用できるでしょう。

ただし、電気温水器と同じく、基本的に飲用水としてそのまま使うことはできないので注意してください。飲用に使う場合は、一度沸かす必要があります。いざというとき清潔な水が使えるよう、日頃からメンテナンスをおこなっておくと良いでしょう。

AIやIoTも活用できる

エコキュートには、AIを搭載した機種も登場し、より効率化が図られています。例えば、AIが過去2週間分のお湯使用量を学習する機種では、無駄なく最適な湯量を沸き上げられるようになります。入浴状況や湯温を検知して追い焚きをおこなう機種なら、保温効率を上げることも可能です。

また、機種次第ではIoT技術も使用されており、インターネットを通じて太陽光発電機器やスマートフォン等と連携も可能です。状況に応じた省エネが自動的におこなわれ、外出先からもお湯張り操作が可能になる等、一層便利になっています。

エコキュートの交換・買い替えでお悩みの方は一度ご相談ください

365日、土日・祝日も休まず営業中!
お気軽にお電話ください。

0120-301-215

営業時間 10:00〜19:00

タップで発信

現在の機種の型番や設置搬入経路確認のための写真があれば正確なお見積りが可能です。

エコキュートのデメリット

  • 設置する費用が高い
  • 計画的にお湯を使う必要がある
  • 定期的な掃除が必要
  • 騒音問題に配慮する必要が生じる
  • 水圧が低くなる
  • 入浴剤を使うのが制限される機種もある

設置する費用が高い

エコキュートを設置するためには、一般的に電気温水器よりも費用がかかります。具体的な費用は後述しますが、電気温水器と比べると気軽に設置できない点はデメリットといえそうです。

ただ、電気温水器より月々の光熱費は安くなるため、ランニングコストで回収は可能です。また、補助金を利用したり、シンプルな機能のみのエコキュートを選んだりといった工夫で設置費用は抑えられます。

計画的にお湯を使う必要がある

エコキュートは貯湯式なので、電気代が安い時間帯に沸かしたお湯を、たっぷり貯めておけます。しかし、省エネや節約を意識した場合、エコキュートのお湯は計画的に使わなければなりません。

例えば、環境や電気代を考えて沸き上げる湯量を減らせば、お湯はいつもより少なくなっています。そのため、無計画にお湯を無駄遣いしてしまうと、すぐに貯湯タンク内は空っぽになってしまうでしょう。お湯を使いたいときにお湯切れが起これば、予定どおりに入浴や家事などが進まなくなるかもしれません。

また、お湯切れの度に沸き上げれば、電気代もかさんでしまいます。かえって節約にならないケースもあるため、計画的にお湯を使いましょう。

定期的な掃除が必要

エコキュートの寿命は、10~15年と言われています。
長く使えますが、メンテナンスが不要というわけではありません。寿命を全うさせるのであれば、定期的に浴槽フィルターや風呂配管の掃除、漏電遮断器や逃し弁などの点検といった作業が必要です。エコキュートの周囲が汚れていたり、付近に何かが置かれていたりするのであれば、それも対処する必要があるでしょう。
エコキュートは精密機器が使われている箇所も少なくないため、定期的に掃除をはじめとしたメンテナンスをおこなう必要があります。

騒音問題に配慮する必要が生じる

エコキュート稼働時、40db程度の音が発生します。図書館や静かな住宅地程度の音で、家庭用クーラーの室外機や換気扇が出す50dbよりは小さいと言われています。そのため、音の大きさはあまり気にする必要はありません。

ただ、ヒートポンプユニットから出る12.5Hz程度の低周波音は、ある程度配慮が必要です。低周波音は、通常では知覚できませんが、人によっては不快に感じる可能性もあるようです。とくに眠りが浅い時間帯に低周波音を聞くと、目が覚めてしまうという実験結果も報告されています。
そのため、エコキュートを設置する際には、騒音問題にならないよう隣家に配慮する必要があるでしょう。エコキュートは夜間に稼働することが多いため、とくに隣家の寝室と近い場所に設置するのは避けてください。

騒音につきましてはエコキュートから騒音・異音?トラブル原因から防音・防振対策まで詳しく紹介にて詳しく解説していますのでチェックしてみてください。

水圧が低くなる

エコキュートは、貯湯式の電気温水器と同様、水圧が低くなることがあります。貯湯タンクに水やお湯を入れる際、減圧弁を使用して水圧を下げているためです。シャワーや蛇口をひねったときの勢いが減るため、瞬間式のガス給湯器や電気温水器と比べると、水圧が低いと感じてしまうでしょう。

しかし、最近はエコキュートでも高圧給湯タイプのものが登場しています。高い水圧が好みの方は、高圧給湯タイプを選べば問題ないでしょう。水道直圧式のエコキュートなら、瞬間式とほとんど変わらない水圧が楽しめます。
また、通常のエコキュートでも、シャワーヘッドを変えるだけで水圧が変えられるので、うまく活用するのもお勧めです。

エコキュートの水圧につきましてはエコキュートの水圧は実際どう?水圧が弱い原因や解決策を解説にて詳しく解説していますのでチェックしてみてください。

使う入浴剤が制限される機種もある

エコキュートには、入浴剤の使用を制限される機種があります。

例えば、給湯タイプが「フルオート」となっているエコキュートは、入浴剤の制限が多いでしょう。メーカーにもよりますが、濁り湯タイプの入浴剤が使用不可となっているエコキュートも、硫黄や炭酸ガスが含まれている入浴剤が使用不可となっているエコキュートもあります。
配管やポンプの詰まり、故障などを防止するためですが、機種によっては一部の入浴剤を使用できます。さまざまな入浴剤を使いたい方は、メーカーや機種が対応している入浴剤を調べてから選ぶようにしましょう。

エコキュートでの使用可能な入浴剤につきましては、エコキュートに入浴剤を使って故障!?注意点や使える種類・メーカーについて解説にて詳しく解説していますので、チェックしてみてください。

電気温水器とエコキュートの電気代・費用を徹底比較

電気温水器を設置する費用の相場

電気温水器の相場価格は、工事費込みでおおよそ17~35万円が相場となります。エコキュートの半額程度です。
電気温水器本体の価格が10~25万円程度、さらに設置作業にかかる費用が7~10万円程度となっています。本体の価格は、メーカーや機能、タンク容量によって異なり、設置作業の内容も家庭の状況次第で変わります。
そのため、トータルではエコキュートと数万円しか変わらないケースもあるのです。

エコキュートを設置する費用の相場

エコキュートを設置する費用の相場は、工事費込みで35~60万円程度です。
本体価格が20~50万円程度、標準工事が10~20万円程度、追加工事は4~6万円程度といった費用感です。電気温水器と同じく、本体の価格はメーカーや機能、タンク容量によって異なります。多機能且つタンクが大容量になるほど、費用は高くなっていきます。

エコキュートの相場につきましてはエコキュートの工事費込みの価格は?7つの注意点も解説!にて詳しく解説してますのでチェックしてみてください。

電気温水器とエコキュートの電気代を比較

別の項目では、電気温水器とエコキュートは、エコキュートの方が電気代を1/3ほど安くできるとお話ししました。
パナソニック製のエコキュートを例に、より詳しく年間の電気代を比較してみましょう。各電力エリア別に料金を比較したものが下記です。

地域エコキュート
電気代(年間)
電気温水器
電気代(年間)
北海道電力エリア約57,600円約200,400円
東北電力エリア約46,800円約188,400円
北陸電力エリア約40,800円約166,800円
東京電力エナジー
パートナーエリア
約36,000円約157,200円
中部電力エリア約24,000円約100,800円
関西電力エリア約20,400円約87,600円
中国電力エリア約42,000円約176,400円
四国電力エリア約43,200円約193,200円
九州電力エリア約19,200円約85,200円
沖縄電力エリア約31,200円―
平均約36,120円
約150,667円
 
出典パナソニックエコキュート ランニングコスト

このように、エコキュートの方が電気温水器よりも1/3~1/4程度に電気代が抑えられます。

電気料金プランの見直しもおこなうとより良い結果に

電気温水器からエコキュートに交換する際は、加入している電気料金プランの見直しもおこなうと、より良い結果になると思います。
エコキュートは深夜に沸き上げをおこなうため、深夜帯の電気料金が安いオール電化向けのプランが基本的にお勧めです。
しかし、在宅ワークのような生活スタイルだと、日中も電気を使うため、思ったよりも節約にならないことがあります。

電力の小売全面自由化により、現在は電力会社の選択肢が増え、電気料金プランも複雑化しています。
電気料金プランが自分たちの暮らしに合っているか今一度確認し、場合によっては電力会社に相談もしてみてください。

電気温水器からエコキュートに交換すべき?メリットとデメリット

メリット:給湯にかかる費用を大幅に安くできる

貯湯式の電気温水器もエコキュートも、電気代が安い時間帯を利用して、お得にお湯を沸かせるところは同じです。しかし、電気の力だけでなく大気の力も使えるエコキュートの方が、電気温水器よりさらに電気代を抑えられます。
1/3~1/4程度の電気代になるため、節約を考えるのであれば、エコキュートに変えるメリットは大いにあると言えるでしょう。

デメリット:導入費用はエコキュートの方が高くなりがち

エコキュートの方が電気代は大幅に下がるものの、導入費用は電気温水器よりもかかりがちで、2倍程度の差があります。とくにハイグレードなエコキュート本体を選んだのであれば、さらに差額は大きくなるでしょう。しかし、継続してエコキュートを使用すれば、その分の差額は回収できます。
また、電気温水器からエコキュート交換するにあたって、住んでいる地域によっては補助金が出ることもあるので確認してみましょう。

電気温水器の補助金について(2026年)

 

電気温水器からエコキュートへ交換する場合、国の「給湯省エネ2026事業」により手厚い補助が受けられます。

 

通常のエコキュート補助金(7万円~最大10万円)に加え、電気温水器の撤去費用として2万円が加算されるため、合計で最大12万円の補助金を受け取ることが可能です。

 

  • ・対象: 省エネ性能+ネット接続対応機種への交換
  • ・注意: 予算上限に達し次第終了
  • ・申請: 当店のような登録事業者が代行

 

詳しい条件や対象機種はこちらで解説しています。ぜひご参照ください。

2026年から使えるエコキュート補助金は?併用でさらにお得に

区分対象機器補助額(加算額)
新基礎要件
(A要件)
インターネット接続・昼間シフト機能
(またはおひさまエコキュート)
7万円/台
上位要件
(A要件+B要件)
A要件に加え、より高い省エネ性能
(CO2排出量5%削減など)
10万円/台
撤去加算電気温水器を撤去する場合

2万円/台

参考 対象機器の詳細【エコキュート】

地方公共団体の補助金制度と併用可能な場合もあるため、ぜひ活用しましょう。

エコキュートの補助金制度につきましては知らないと損?エコキュートの買い替え・交換で使える補助金をご紹介!にて、より詳しく解説していますので、ぜひチェックしてください。

補助金対象のおすすめエコキュートをご紹介!

メーカー名・型番 工事費込みの価格 補助額 タンク容量 お風呂の機能
コロナ
CHP-37AZ2
税込299,800円
(補助金込み)
70,000円 370L(1名~4名) フルオート(追い焚き可能)
コロナ
CHP-46AZ2
税込321,800円
(補助金込み)
70,000円 460L(4名~6名) フルオート(追い焚き可能)
Panasonic
HE-S37LQS
税込326,000円
(補助金込み)
70,000円 370L(1名~4名) フルオート(追い焚き可能)
三菱電機
SRT-S377
税込329,000円
(補助金込み)
100,000円 370L(1名~4名) フルオート(追い焚き可能)
Panasonic
HE-SU37LQS
税込348,000円
(補助金込み)
70,000円 370L(1名~4名) フルオート(追い焚き可能)
Panasonic
HE-S46LQS
税込348,000円
(補助金込み)
70,000円 460L(4名~6名) フルオート(追い焚き可能)
三菱電機
SRT-S467
税込351,000円
(補助金込み)
100,000円 460L(4名~6名) フルオート(追い焚き可能)
三菱電機
SRT-S377U 高圧Wi-Fiモデル!
税込362,000円
(補助金込み)
100,000円 370L(1名~4名) フルオート(追い焚き可能)
Panasonic
HE-SU46LQS
税込370,000円
(補助金込み)
70,000円 460L(4名~6名) フルオート(追い焚き可能)
日立
BHP-F37XD 水道直圧式
税込370,000円
(補助金込み)
70,000円 370L(1名~4名) フルオート(追い焚き可能)
三菱電機
SRT-S467U 高圧Wi-Fiモデル
税込384,000円
(補助金込み)
100,000円 460L(4名~6名) フルオート(追い焚き可能)
日立
BHP-F46XD 水道直圧式
税込392,000円
(補助金込み)
70,000円 460L(4名~6名) フルオート(追い焚き可能)
コロナ
CHP-E372AZ2 薄型・高圧
税込414,000円
(補助金込み)
70,000円 370L(1名~4名) フルオート(追い焚き可能)
ダイキン
EQX37ZFV
税込417,000円
(補助金込み)
100,000円 370L(1名~4名) フルオート(追い焚き可能)
三菱電機
SRT-S377UZ 薄型高圧Wi-Fiモデル!
税込425,000円
(補助金込み)
70,000円 370L(1名~4名) フルオート(追い焚き可能)
コロナ
CHP-E462AZ2 薄型・高圧
税込436,000円
(補助金込み)
70,000円 460L(4名~6名) フルオート(追い焚き可能)
ダイキン
EQX46ZFV
税込439,000円
(補助金込み)
100,000円 460L(4名~6名) フルオート(追い焚き可能)
三菱電機
SRT-S437UZ 薄型高圧Wi-Fiモデル!
税込447,000円
(補助金込み)
70,000円 430L(4名~6名) フルオート(追い焚き可能)
ダイキン
EQA37ZFTV
税込480,000円
(補助金込み)
70,000円 370L(1名~4名) フルオート(追い焚き可能)
ダイキン
EQA46ZFTV
税込502,000円
(補助金込み)
70,000円 460L(4名~6名) フルオート(追い焚き可能)

電気温水器からエコキュートに交換するときの工事内容

基本工事

基礎工事から電気工事までを含めた基本工事(標準工事)は、10~20万円程度が相場です。複数の業者から相見積もりを取り、保証内容も踏まえて比較検討してください。
電気温水器からエコキュートに交換する際の、基本的な工事内容は下記になります。

  • 電気温水器の撤去
    基本工事費に含まれていることもありますが、別途費用がかかることもあります。
  • 必要があれば、エコキュート設置箇所への基礎工事
  • 配管工事
    フルオートタイプのエコキュートに交換する際は、追い炊き配管・循環口が必要になります。
  • エコキュート本体の設置
  • 電気工事
    ブレーカーの設置、配線工事、電力会社への代理申請などです。
  • エコキュートのリモコン設置
    キッチンと浴室などに取り付けます。
  • 操作説明と試運転

追加工事

電気温水器からエコキュートに交換するときには、先ほどの基本工事以外にも追加で工事が必要になるケースもあります。
追加工事は4~6万円程度が相場で、代表的な追加工事と費用の目安は下記です。

電気温水器の処分処分費用目安:1~2万円
※基本工事費に含まれていることもあります。
配線・配管の延長工事1メートルあたり1,000~2,000円
※エコキュートの配線や配管の延長に伴い、作業が発生します。ブレーカーまでの距離や、風呂配管や給湯配管などを延長する距離に応じて加算されます。
分電盤の交換・主幹ブレーカーの交換費用費用目安:3万5千~6万円
※分電盤が対応していない場合、200V対応の分電盤への交換が必要です。
浴槽の穴あけ工事費用目安:1~1万5千円
※追い焚き配管と循環口を設置する際に必要となります。
風呂配管の新設と交換費用目安:1~3万円
幹線交換工事(200V配線の引き込み)2~5万5千円
特殊運搬費用エコキュートの設置場所が特殊な場合に、ユニック車を使用する費用が発生します。

出典

まとめ

電気温水器とエコキュートの違い、検討する際に知っておきたいそれぞれのメリット・デメリット、さらに導入費用や電気代などについて解説しましたが、いかがだったでしょうか。

電気温水器には瞬間式と貯湯式があり、貯湯式の電気温水器は、エコキュートと非常に似た特徴を持っています。「電気代が安い時間帯に沸き上げをおこなえる」、「非常時には貯湯タンク内の水を非常用水に使用できる」などです。
さらに、電気温水器はエコキュートのおおよそ半額で設置できることから、一見すると電気温水器のメリットの方が大きいように感じられるかもしれません。

しかしエコキュートは、電気だけでなく大気の力を利用してお湯を沸かすため、電気温水器の1/3程度の電気代になります。
ランニングコストとしてはエコキュートがお得で、より省エネになるのは、電気温水器にないメリットと言えます。設置にかかる初期費用に大きな差があるように思えても、数年継続して使うことで、回収できるでしょう。また、環境への配慮や多機能性等、エコキュートならではのメリットが多くあるため、迷っているのであればエコキュートをお勧めします。
自分の家庭には電気温水器とエコキュートのどちらが合っているのかを比較検討し、最適な方法を選んでください。

急湯デポはエコキュートの交換を専門としています。電気温水器からエコキュートへ交換する際は、ぜひ急湯デポにご相談ください。

関連記事